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J-GLOBAL ID：201702285840824019   整理番号：17A1540655

能登地域におけるワイン専用種ブドウの供給体系の生成-知識・技術構築の観点から-

著者 (1件)： 伊賀聖屋 (名古屋大)
資料名： 経済地理学年報  (Annals of the Japan Association of the Economic Geographers)
巻： 63  号： 2  ページ： 115-135  発行年： 2017年06月30日 
JST資料番号： F2053A  ISSN： 0004-5683  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 能登地方に適したワイン専用種ブドウ作りを根付かせ,ワイン造りを可能にし,流通させる供給体系ショートフードサプライチェーン(SFSC)の生成を明らかにした。知識・技術の構築を,人間アクター(生産者)や非人間アクター(自然環境)間のネットワークの空間的伸長や収縮に焦点を当て説明した。グローバル経済下での地域活性化戦略として,人間アクターの行為主体性を循環的に導くには,人間-非人間系のネットワーク(人間・自然物・技術の布置連関)の最適化が課題である。

シソーラス用語： 知識 ,  技術 ,  供給 ,  工程 ,  生産システム ,  *ネットワーク ,  生産者 ,  ブドウ ,  *ぶどう酒醸造 ,  *地域活性化 ,  人間 ,  石川県 ,  食品 ,  物的流通
準シソーラス用語： アクター ,  *サプライチェーン ,  起業支援 ,  食料供給 ,  能登

分類 (2件)： 物的流通  (KA08000O) ,  果樹  (FC03042G)

引用文献 (24件)：

• 綾部広則(2006):技術の社会的構成とは何か,『赤門マネジメント・レビュー』5:1-18.
• 荒木一視・高橋 誠・後藤拓也・池田真志・岩間信之・伊賀聖屋・立見淳哉・池口明子(2007):食料の地理学における新しい理論的潮流-日本に関する展望-,『E-journal GEO』2:43-59.
• 伊賀聖屋(2015):ローカルフードシステムの生成-能登産ワインの生産事業-,『地域政策研究年報』2014:75-88.
• 伊賀聖屋(2016):社会・自然・技術ネットワークと食料の生産空間,『日本地理学会春季学術大会要旨集』89:45.
• 梅田克樹(2008):酪農新技術の普及にみる地域的学習システムの役割,『地理科学』63:131-142.

タイトルに関連する用語 (8件)： 能登 ,  地域 ,  ワイン ,  ブドウ ,  供給体 ,  知識 ,  構築 ,  観点