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J-GLOBAL ID：201702286278203923   整理番号：17A1944260

「セルロースの実験と解析法」シリーズ 第36回 各種セルロースナノファイバーの調製と顕微鏡観察

著者 (4件)： 齋藤継之 (東大 大学院農学生命科学研究科) ,  小瀬亮太 (東京農工大 大学院農学研究院) ,  横田慎吾 (九大 大学院農学研究院) ,  田島健次 (北大 大学院工学研究院)
資料名： Cellulose Communications  (Cellulose Communications)
巻： 24  号： 4  ページ： 203-206  発行年： 2017年12月01日 
JST資料番号： L3993A  ISSN： 1342-730X  CODEN： CCOMFD  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 近年,ナノサイズのセルロース素材(セルロースナノファイバー:CNF)が新規材料として注目を浴びている。一般に,CNFは植物繊維(パルプ)を原料として,物理的・化学的処理によってトップダウン的に調製され,得られたCNFは水中に高分散している。一方,バクテリアセルロース(BC)の場合は,セルロース合成菌の培養条件等を最適化することにより,低分子からボトムアップ的にナノフイブリル化BC(NFBC)を調製することが可能である。TEMPO酸化ナノセルロース,対向衝突法ナノセルロース,およびNFBCの透過型電子顕微鏡(TEM)観察におけるサンプルの調製方法,観察用サンプルの調製方法,観察方法,及び解析方法について紹介した。

シソーラス用語： *セルロース繊維 ,  ナノファイバ ,  セルロース ,  パルプ ,  植物繊維 ,  分散度 ,  酢酸菌属 ,  酸化 ,  ナノ構造 ,  *試料調製 ,  透過型電子顕微鏡 ,  *電子顕微鏡観察 ,  TEMPO酸化 ,  セルロースナノファイバー ,  バクテリアセルロース ,  微生物 ,  細菌

分類 (2件)： 多糖類  (CF10054P) ,  高分子固体の構造と形態学  (CG02022M)

引用文献 (11件)：

• Brown A. J., J. Chem. Soc., 49, 432 (1886).
• Missoum, K. et al., Materials, 6, 1745 (2013).
• Eichhorn, S. J. et al., J. Mater. Sci., 45, 1 (2010).
• Saito, T. et al., Biomacromolecules, 7, 1687 (2006).
• Abe, K. and Yano, H., Cellulose, 16, 1017 (2009).

タイトルに関連する用語 (6件)： セルロース ,  実験 ,  解析法 ,  セルロースナノファイバー ,  調製 ,  顕微鏡観察