文献
J-GLOBAL ID:201702286432400819   整理番号:17A0830304

miR-27aはペルオキシソーム増殖因子活性化受容体γを標的とすることによりウシ乳腺上皮細胞におけるトリアシルグリセロール合成を制御する【Powered by NICT】

miR-27a controls triacylglycerol synthesis in bovine mammary epithelial cells by targeting peroxisome proliferator-activated receptor gamma
著者 (4件):
資料名:
巻: 100  号:ページ: 4102-4112  発行年: 2017年 
JST資料番号: C0282A  ISSN: 0022-0302  CODEN: JDSCAE  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
増えつつある証拠は,マイクロRNAは乳腺上皮細胞における乳脂肪合成における中心的な構成要素であることを明らかにした。脂肪細胞脂肪合成,miR-27aの負の調節因子は,ヤギの乳腺上皮細胞における乳脂肪合成の調節に関与することが報告されている。が,ウシ乳脂肪合成におけるmiR-27aの調節的役割は不明のままである。本研究では,初代ウシ乳腺上皮細胞(BMEC)は泌乳中期乳牛から採取し,10%ウシ胎児血清,5μg/mLインシュリン,ヒドロコルチゾンの1μg/mL,2μg/mLプロラクチン,プロゲステロンの1μg/mL,ペニシリンの100mL,およびストレプトマイシンの100μg/mLでダルベッコ変法イーグルmedium/F 12培地で培養した。miR-27aの過剰発現は脂肪滴形成を有意に抑制し,細胞トリアシルグリセロール(TAG)レベルを低下させることを見出し,miR-27aの阻害は,BMECにおけるより大きな脂質液滴形成とTAG蓄積をもたらした。一方,miR-27aの過剰発現はペルオキシソーム増殖因子活性化受容体γ(PPARG),CCAAT/エンハンサー結合蛋白質β(C/EBPβ),ペリリピン2(PLIN2),および脂肪酸結合蛋白質3(FABP3)のmRNA発現を阻害したが,miR-27aのダウンレギュレーションはPPARG,C/EBPβ,FABP3,CCAATエンハンサー結合蛋白質α(C/EBPα)mRNA発現を増加させた。更に,ウエスタンブロット分析は,miR-27a模倣体および阻害剤トランスフェクション群におけるPPARGの蛋白質レベルを明らかにしたmRNA発現応答と一致すること。さらに,ルシフェラーゼレポーターアッセイにより,PPARGはmiR-27aの直接標的であることを検証した。要約すると,これらの結果は,miR-27aはPPARGの標的化を介してBMECにおけるTAG合成を制御する能力を持つことを示し,miR-27aは,乳牛の有益な乳成分を改良するために使用できる可能性があることを示唆した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
外分泌腺  ,  牛 

前のページに戻る