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J-GLOBAL ID:201702287039944039   整理番号:17A0960768

HPCにおける技術とその応用 HPCシステムのための電力管理技術への取り組み

著者 (1件):
資料名:
巻: 36  号:ページ: 85-88  発行年: 2017年06月15日 
JST資料番号: L0458A  ISSN: 0285-9947  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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近年,半導体の性能向上のペースが鈍化しており,2020年には約30GFlops/Wattの電力効率が達成できたとしてもエクサスケールシステムの設計では電力供給の制限がより厳しくなる。本論文では,ピーク消費電力が制約を超過することを積極的に許し,ハードウェアが持つ電力制御用の調整ノブを最適化することで実効電力を制約以下に抑制する,ハードウェアオーバープロビジョニングを用いたHPC(High Performance Computing)システム向け電力制御・管理手法について述べた。まず,HA8000大規模計算機システムを用いて電力性能特性を解析し,計算コード間に電力性能特性ばらつきが生じ,電力制約が厳しくなると前記ばらつきが顕著になることがわかった。そこで,全計算ノードにおいてマイクロベンチマークを用いた消費電力測定を実施し,作成した電力性能特性テーブルに基づいて電力性能特性ばらつきを考慮した適応的な電力配分を行う手法を示した。次に,アプリケーションの特徴やシステム全体の電力供給と使用状況に合わせてジョブ間で電力配分を行うために,Slurmリソースマネージャベースの資源管理ツールを開発した。実際に高優先度のジョブを監視してその電力制約を動的に設定し,余剰となる電力で通常ジョブを動作させる戦略によってスループットを電力制御なしの場合の1.74倍に向上できた。
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分類 (4件):
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数値計算  ,  ディジタル計算機方式一般  ,  エネルギー消費・省エネルギー  ,  計算機システム開発 
引用文献 (6件):
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タイトルに関連する用語 (3件):
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