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J-GLOBAL ID：201702287355136939   整理番号：17A0758668

肝細胞における個々のtrans-18:1異性体の脂質生成とcholesterolgenic効果の比較【Powered by NICT】

Comparing the lipogenic and cholesterolgenic effects of individual trans-18:1 isomers in liver cells

著者 (5件)： Vahmani Payam (Lacombe Research and Development Centre, Agriculture and Agri-Food Canada, Lacombe, Alberta, Canada) ,  Meadus William J. (Lacombe Research and Development Centre, Agriculture and Agri-Food Canada, Lacombe, Alberta, Canada) ,  Duff Pascale (Lacombe Research and Development Centre, Agriculture and Agri-Food Canada, Lacombe, Alberta, Canada) ,  Rolland David C. (Lacombe Research and Development Centre, Agriculture and Agri-Food Canada, Lacombe, Alberta, Canada) ,  Dugan Michael E. R. (Lacombe Research and Development Centre, Agriculture and Agri-Food Canada, Lacombe, Alberta, Canada)
資料名： European Journal of Lipid Science and Technology  (European Journal of Lipid Science and Technology)
巻： 119  号： 3  ページ： ROMBUNNO.201600162  発行年： 2017年 
JST資料番号： B0531A  ISSN： 1438-7697  CODEN： EJLST  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本研究では,肝細胞(HepG2)におけるt6-,t9,t11-(陽性対照),t10-,c9,t11-,t13-,t14-/c13,t15 18:1,cis(c)9 18:1(cis制御)またはウシ血清アルブミン(BSA,陰性対照)の脂質生成/cholesterolgenic効果を比較した。脂肪酸(100 μM)はBSAと複合体を形成し,細胞は24時間インキュベートした。細胞の二井戸は実験ごとに処理当り培養し,実験は三回繰り返した(n=6)。脂肪酸処理はBSAと比較して細胞生存率に影響しなかった。トリアシルグリセロール(TG)およびコレステリルエステル(CE)の含量はBSA対照と比較してt6-,t9,t11-,t10-18:1との培養時に増加した(P<0.05)であったが,他の脂肪酸処理による影響を受けなかった(P>0.05)。TGとCEへの影響と一致して,t6-,t9,t11-,またはt10-18:1と細胞培養は脂肪酸およびコレステロール合成に関与するいくつかの遺伝子の発現をアップレギュレートし,その効果はt6 18:1のための一致した。TGにt18:1異性体のエステル化した1.7倍細胞はt6-,t9,t11-,t10-18:1c9,t11-,t13-,t14および/c13,t15 18:1と比較して培養した。本研究の結果から,t6-,t9,t11-,t10-18:1は脂質生成/cholesterolgenic遺伝子発現を誘導するTG及びCEの増加した細胞含有量をもたらし,c9,t11-,t13-,t14および/c13,t15 18:1はc9,t11-18:1および制御処理に同様に応答した。実用化:トランス脂肪酸は主に血液リポ蛋白質プロファイルに及ぼす悪影響を介して心血管疾患と関連している。t18:1異性体は食品で見出されているが,個々の異性体に関する研究はほとんどt9,t11とc9,t11 18:1に限られていた。t18:1異性体の異性体特異的効果は,商業的入手性の欠如のために制限された。個々t18:1異性体の影響を調べるために,著者らは銀イオンクロマトグラフィー技術を用いた牛脂由来のいくつかの異性体を単離し,精製した。細胞トリアシルグリセロールおよびコレステロール含量,脂肪酸組成および脂肪酸およびコレステロール合成に関与する重要な遺伝子の発現に及ぼす肝細胞における七t18:1異性体の影響を調べた。著者らの結果は,供給飼料ベースの食餌(すなわち,に/c13,t15 18:1)部分水素化植物油で見出された主要t18:1異性体,粒ベースの食餌(すなわち,t6にt10-18:1)を摂食したとき何故反芻動物の脂肪が反芻動物の脂肪中に濃縮された異性体に比べてより強力な脂質生成/cholesterolgenic効果を持つことを示した。主要trans(t)18:1異性体は,部分的水素化植物油中の,粒ベースの食餌(すなわち,t6にt10-18:1)を摂食したとき反芻動物脂肪はトリアシルグリセロールとコレステリルエステルの増加した細胞含有量をもたらす肝細胞における脂質生成/cholesterolgenic遺伝子発現を誘導した。対照的に,給餌飼料ベースの食餌(すなわち,に/c13,t15 18:1)反芻動物の脂肪に富むt18:1異性体はシス18:1および制御処理に同様に応答した。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： トリグリセリド ,  HepG2細胞 ,  遺伝子 ,  *肝細胞 ,  コレステロールエステル ,  エステル化 ,  *異性体 ,  反芻動物 ,  脂肪酸 ,  脂肪酸組成 ,  遺伝子発現 ,  *リポゲネシス ,  水素化 ,  植物油脂 ,  ステロール ,  脂環式アルコール

著者キーワード (4件)： 細胞培養 ,  コレステロール ,  肝臓 ,  トランス脂肪酸

分類 (2件)： 油脂の性質  (YG01020T) ,  生物学的機能  (EB05020M)

物質索引 (1件)： コレステロール

タイトルに関連する用語 (3件)： 肝細胞 ,  異性体 ,  脂質生成