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J-GLOBAL ID：201702287963058640   整理番号：17A0087419

デジタル住宅地図データを用いた広域路面日陰計算手法

著者 (4件)： 齊田光 (土木研 寒地土木研) ,  平澤匡介 (土木研 寒地土木研) ,  高橋尚人 (土木研 寒地土木研) ,  石田樹 (土木研 寒地土木研)
資料名： 寒地土木技術研究  (Monthly Report. Civil Engineering Research Institute for Cold Region)
号： 764  ページ： 19-22  発行年： 2017年01月10日 
JST資料番号： G0057A  ISSN： 2432-2652  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 我が国では冬期事故の多くは路面状態悪化によるスリップ事故であり,路面状態が悪化しやすい地点を特定することが冬期事故対策を行う地点の特定や手法を決定する上で重要である。この研究の目的は,冬期事故発生地点の日照時間と事故発生リスクとの関係を明らかにするための前段階として,広範囲の路線を対象とした高速かつ正確な日陰計算手法を構築することである。このために,日本全国で整備されているデジタル住宅地図データおよび数値標高データを用いた日陰計算手法を構築し,計算制度および計算時間について検討した。地形と建築物の影響を考慮した路面日陰計算の方法(太陽の方位角と高度の計算,日射遮蔽有無の判別,日射遮蔽計算精度の検証)について述べ,その検証結果と今後の展望について述べた。

シソーラス用語： *地図 ,  交通事故 ,  *路面 ,  冬 ,  *日照時間
準シソーラス用語： *住宅地図 ,  冬季 ,  *凍結路面 ,  日照

分類 (3件)： 雪氷学  (DC08000N) ,  舗装一般  (RC04010K) ,  道路の維持修繕  (RC08050E)

引用文献 (4件)：

• 平澤匡介,浅野基樹:平成元年以降の北海道における交通事故の傾向について,北海道開発土木研究所月報, Vol.576, pp.13-21, 2001.
• 齊田光,藤本明宏,福原輝幸:沿道構造物が路面温度に与える影響, 土木学会年次学術講演会概要集, VII-076, pp.151-152, 2010.
• 萩田賢司,森健二:太陽の眩しさが交通事故に与えた影響の分析, 土木学会論文集D3(土木計画学), Vol.67, No.5, pp.1055-1062, 2011.
• 齊田光,藤本明宏,福原輝幸:熱収支法による広域路面温度予測モデル-乾燥路面の路線温度分布予測-, 土木学会論文集E1(舗装工学), Vol.69, No.1, pp.1-11, 2013.

タイトルに関連する用語 (7件)： デジタル ,  住宅 ,  地図データ ,  広域 ,  路面 ,  計算 ,  手法