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J-GLOBAL ID:201702288393889563   整理番号:17A1241458

内皮細胞接着と管形成のための活性なラミニンα5短腕ペプチドの同定【Powered by NICT】

Identification of laminin α5 short arm peptides active for endothelial cell attachment and tube formation
著者 (9件):
資料名:
巻: 23  号: 7-8  ページ: 666-673  発行年: 2017年 
JST資料番号: W0824A  ISSN: 1075-2617  CODEN: JPSIEI  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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内皮基底膜の主要な成分,ラミニン-511はα5β1およびγ1鎖から構成されている。α5鎖の短腕領域は内皮ラミニンの構造的特徴である。本研究では,組換蛋白質と合成ペプチドを用いたヒト臍帯静脈内皮細胞(HUVEC)のための活性配列を同定した。α5鎖の短腕は三つの球状ドメイン[ラミニンN末端球状ドメイン,ラミニン4ドメインa,およびラミニン4ドメインB(LN,L4a,L4b)]と三棒状元素[ラミニン上皮成長因子様ドメインa,b,及びc(LEa,LEb,LEc)]を含んでいた。組換蛋白質を用いた細胞接着アッセイは,RGD非依存性細胞接着部位はα5LN LEaドメインに局在することを示した。さらに,α5LN LEaドメインのアミノ酸配列をカバーする70ペプチドを合成した。70ペプチドのうち,A516(マウスラミニンα5230 243LENGEIVVSLVNGR)は内皮細胞接着活性を示した。N末端とC末端を短くしたA516ペプチドを用いた配列分析は九アミノ酸配列IVVSLVNGRは内皮細胞接着活性に重要であることを示した。ペプチドへの細胞接着はカチオンとヘパラン硫酸の両方に依存した。さらに,A516ペプチドは細胞短管の小さな塊を形成し,HUVECの毛細血管様管形成を阻害した。A516ペプチドの八アミノ酸配列EIVVSLVNしたHUVEC管形成を阻害することが重要である。このアミノ酸配列は,移植片のために有用であり,このようにして血管外科のための内皮細胞の挙動を調節する。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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抗腫よう薬の基礎研究  ,  血管系 

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