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J-GLOBAL ID:201702288691206726   整理番号:17A0253868

ストレプトゾトシン誘発性糖尿病ラットにおける抗α-グルコシダーゼおよび抗糖尿病能力を有するバラ科クロバナロウゲComarum palustreハーブ由来活性エラジタンニンであるアグリモニイン

Agrimoniin, an Active Ellagitannin from Comarum palustre Herb with Anti-α-Glucosidase and Antidiabetic Potential in Streptozotocin-Induced Diabetic Rats
著者 (4件):
資料名:
巻: 22  号:ページ: WEB ONLY  発行年: 2017年01月 
JST資料番号: U7014A  ISSN: 1420-3049  CODEN: MOLEFW  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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2型糖尿病(DM)を治療するために伝統的な生薬由来の天然α-グルコシダーゼ阻害剤がかなりの関心を集めている。本研究では,バラ科クロバナロウゲ(Comarum palustre L.)抽出物の抗α-グルコシダーゼ活性と血糖降下作用を評価し,原因化合物を検出することを目的とした。C.palustreハーブの60%エタノール抽出物がα-グルコシダーゼに対して最も高い阻害活性を示した(IC5052.0μg/mL)。主要化合物をHPLCにより分析した結果,エラジタンニン類,フラボノイド類,カテキンおよび他の化合物を含む15種の化合物が検出された。HPLC活性に基づくプロファイリングを使用して,アグリモニイン含有溶出物がα-グルコシダーゼに対して良好な阻害活性を示すことを実証した。C.palustre抽出物からエラジタンニン類を除去すると,主要成分アグリモニインの酵素阻害活性が高いため(IC5021.8μg/mL),α-グルコシダーゼ阻害は有意に減少した(IC50204.7μg/mL)。エラジタンニン除去前後のC.palustre抽出物,アグリモニインおよびインスリンの血糖降下効果をストレプトゾトシン誘発性実験モデルで評価した。アグリモニインおよびエラジタンニン除去前のC.palustre抽出物で処理した糖尿病ラットでは,血糖とグリコシル化ヘモグロビンのレベルが有意に増加しており,血漿インスリンとヘモグロビンのレベルは有意に減少していた。得られたデータによって,ハーブC.palustreの抗糖尿病活性におけるアグリモニインの主導的役割が裏づけられ,DMの治療における有力な食事補助剤および新たな経口血糖降下剤の供給源としてこの植物を使用することを示唆可能になった。(翻訳著者抄録)
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分類 (5件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
グリコシド,配糖体  ,  生体物質一般  ,  植物の生化学  ,  酵素一般  ,  糖質代謝作用薬の基礎研究 

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