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J-GLOBAL ID:201702288773545491   整理番号:17A0926115

レタス洗浄水における殺菌処理有効性評価のための細菌の酸化損傷バイオマーカー

Biomarkers of oxidative damage in bacteria for the assessment of sanitation efficacy in lettuce wash water
著者 (4件):
資料名:
巻: 101  号: 13  ページ: 5365-5375  発行年: 2017年07月 
JST資料番号: H0764A  ISSN: 0175-7598  CODEN: EJABDD  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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殺菌処理有効性評価は食品加工業における相互汚染リスクを低下するために非常に重要である。生鮮食品には「kill step」と呼ばれる従来の効率的に病原体や寄生虫を殺す工程は使えないため,殺菌有効性の検証は特に生鮮食品業界で重要である。生鮮食品の洗浄/殺菌処理で,殺菌剤曝露が誘導する細菌酸化傷害を評価する内在性生化学的マーカーを同定し,それらの値と細菌プレートカウントによる対数減少との相関を評価した。細菌の蛋白質カルボニル量とチオール量を2つの生化学的マーカーとして選択し,予めカットしたレタス葉のNaOClまたはH2O2処理における大腸菌O157:H7とListeria innocua酸化損傷を評価した。これらの測定値から,2種の細菌における酸化損傷はH2O2よりNaOClが効果的であることを示した。統計解析はNaOClかH2O2の誘導する蛋白質カルボニル量ではなく,細胞内チオール量に基づく酸化損傷がこれらの2種の細菌の対数減少と相関することを見いだした。本結果は,生鮮食品業界が殺菌処理有効性を検証するための新規なアプローチを提案する。
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分類 (1件):
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微生物検査法 

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