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J-GLOBAL ID:201702288997568767   整理番号:17A1159215

上皮成長因子受容体チロシンキナーゼ阻害剤の存在下での腫瘍壊死因子-αによる一過性受容体電位メラスタチン6チャンネル発現のアップレギュレーション【Powered by NICT】

Up-Regulation of Transient Receptor Potential Melastatin 6 Channel Expression by Tumor Necrosis Factor-α in the Presence of Epidermal Growth Factor Receptor Tyrosine Kinase Inhibitor
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資料名:
巻: 232  号: 10  ページ: 2841-2850  発行年: 2017年 
JST資料番号: E0042B  ISSN: 0021-9541  CODEN: JCLLA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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エルロチニブとゲフィチニブのような抗上皮成長因子受容体(EGFR)薬物は低マグネシウム血症の副作用を引き起こすが,これを治療するための化学療法はまだ開発されていない。一過性受容体電位メラスタチン6(TRPM6)チャンネルは,腎尿細管におけるMg~2+の再吸収に関与している。TRPM6の発現は腎尿細管上皮NRK-52EとH EK293細胞における表皮成長因子(EGF)によりアップレギュレートされることを報告した。TRPM6発現のEGF誘導上昇は,エルロチニブ,ゲフィチニブ,ラパチニブにより阻害された。は腫瘍壊死因子-α(TNF α)は,エルロチニブの存在におけるTRPM6発現を増加させることを見出した。,TNF-αによるTRPM6発現のアップレギュレーションに関与するどのような分子を検討した。EGFはリン酸化細胞外シグナル調節キナーゼ1および2(p ERK1/2)のレベル,エルロチニブにより阻害されたを増加させた。TNF-αはp-ERK1/2レベルを変化させなかったが,核因子-κB(NF κB)のりん酸化と核局在化,NF-κB阻害剤BAY11-11 7082とピロリジンジチオカルバマートアンモニウムにより阻止されたを増加させた。同様に,ヒトTRPM6のルシフェラーゼレポーター活性はTNF-α,NF-κB阻害剤により遮断された,TRPM6プロモーターの近位領域におけるκB結合部位の変異により抑制された増加した。クロマチン免疫沈降分析は,NF-κBはκB結合部位,NF-κB阻害剤により遮断されたに結合することを明らかにした。エルロチニブの存在下で,TNF-αはMg~2+流入,NF-κB阻害剤により遮断されたを増加させた。これらの結果は,TNF αが抗EGFR薬剤によるMg~2+再吸収の減少を逆転させることを示唆した。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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遺伝子発現  ,  細胞生理一般 
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