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J-GLOBAL ID:201702289081962198   整理番号:17A1342492

日本中部,浅間山の同所性草食性哺乳類であるニホンジカ(Cervus nippon),ニホンカモシカ(Capricornis crispus),そしてイノシシ(Sus scrofa)の食習慣の比較

Comparison of the food habits of the sika deer (Cervus nippon), the Japanese serow (Capricornis crispus), and the wild boar (Sus scrofa), sympatric herbivorous mammals from Mt. Asama, central Japan
著者 (3件):
資料名:
巻: 42  号:ページ: 131-140  発行年: 2017年09月 
JST資料番号: X0863A  ISSN: 1343-4152  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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糞分析を用いて,筆者らは日本中部,浅間山の3つの大型草食性哺乳類であるニホンジカ(Cervus nippon),ニホンカモシカ(Capricornis crispus),そしてイノシシ(Sus scrofa)の食習慣を調べた。糞試料を2012~2013年の間の全ての四季で採収したが,イノシシの糞は高いレベルの糞虫の活動のため夏季には入手できなかった。各食物カテゴリーの比率は動物種と季節の両方の影響を受けた。2つの反芻動物の糞と比べ,イノシシの糞は独特の組成を示し,より多くの地中植物部分および支持器官を含んだ。ニホンジカ由来の糞試料は笹が優勢であることが特徴であった。ニホンカモシカの糞組成は,ニホンジカのそれと似るが,より少ないイネ科型草本と,より多くの双子葉植物の葉を含んだ。糞組成の類似性はニホンジカとニホンカモシカの間でしばしば明白であったが,これらの反芻動物とイノシシの間ではそうではなかった。ニホンジカとニホンカモシカにおいて,糞粒子サイズは,形態・生理的差異を恐らく反映して,イノシシのそれらよりも小さかった。これは日本における3つの同所性草食性哺乳類の食物を比較した最初の研究である。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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個体群生態学  ,  個生態学 
引用文献 (47件):

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