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J-GLOBAL ID:201702289163775413   整理番号:17A0776411

日本海における海底からのメタン湧出量の数値シミュレーション

Numerical Simulation of Methane Seeping from the Seabed in the Japan Sea
著者 (4件):
資料名:
巻: 50  号:ページ: 244-253(J-STAGE)  発行年: 2017年 
JST資料番号: S0629A  ISSN: 0021-9592  CODEN: JCEJAQ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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日本海上越盆地でのメタン湧出の数値シミュレーションを行い,水深940mにおけるメタンの浮上漂流挙動を調べた。メタン湧出泡と水和物を,ラグランジュ法によって数値的に追跡した。追尾メタンガスの数値モデルは,熱物理学的条件によるメタンの相変化を考慮した。海底からのメタン湧出量と初期の泡径分布は,実地観察に基づいており,周囲の流れ状況は,JAMSTECのJCOPET再解析データを用いて得た。JCOPET再解析データには流速成分の不確定性が含まれていたため,数値アルゴリズムの依存性を評価するために,3つの周囲の流れの条件を使用した。三つの異なる周囲流れ条件を用いて得られた数値結果の比較は,分散メタンガス/水和物によって形成された羽毛構造が水平流に強く依存することを示した。実際の海流条件に近い流れ条件では,湧出メタンガスは海底から数メートル上昇した後に水和物に変化し,約300mの水深で気相に戻り,水和物の安定性の限界に対応していた。深層水中のメタンガスの数値的推移は,上越盆地の現場での観察と一致しており,本数値モデルは深層水中のメタン湧出現象を予測するのに有用である。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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油田,ガス田;油,ガス資源 
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