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J-GLOBAL ID：201702289303148405   整理番号：17A1051158

多分散ナノセルロースサイズのアンサンブル評価 レオロジー,電子顕微鏡,X線散乱および濁度測定

Ensemble evaluation of polydisperse nanocellulose dimensions: rheology, electron microscopy, X-ray scattering and turbidimetry

著者 (9件)： TANAKA Reina (Osaka Univ., Osaka, JPN) ,  TANAKA Reina (Univ. Tokyo, Tokyo, JPN) ,  KURIBAYASHI Tomoko (Univ. Tokyo, Tokyo, JPN) ,  OGAWA Yu (CERMAV, CNRS, Grenoble, FRA) ,  OGAWA Yu (Univ. Grenoble Alpes, Grenoble, FRA) ,  SAITO Tsuguyuki (Univ. Tokyo, Tokyo, JPN) ,  ISOGAI Akira (Univ. Tokyo, Tokyo, JPN) ,  NISHIYAMA Yoshiharu (CERMAV, CNRS, Grenoble, FRA) ,  NISHIYAMA Yoshiharu (Univ. Grenoble Alpes, Grenoble, FRA)
資料名： Cellulose  (Cellulose)
巻： 24  号： 8  ページ： 3231-3242  発行年： 2017年08月 
JST資料番号： W1128A  ISSN： 0969-0239  CODEN： CELLE8  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： セルロースナノ結晶(CNC)懸濁液の固有粘度(η)の定量性を確立するために,キャラクタリゼーションが容易で電気二重層の影響に対して敏感でない相対的に大きな粒径のモデルシステムを選択した。サイズが異なる6種類の型のCNCをツニシンの硫酸加水分解と水中超音波処理により製造した。その結果,未処理のCNC(N-CNC)は単層の板状の束を含み,複数のセルロースナノ結晶粒子が縦横に組み立てられ,超音波処理によりCNC粒子の十分な個別化と分割がなされた。実験的に測定したCNCのη値は理論値と良く一致した。直線状CNCの固有粘度ηはCNCが長さと幅が多分散または完全に個別化されていなくても,理想的な剛性の棒の回転運動の理論により定量的に説明できた。これに対してねじれたCNCはこの固有粘度ηより大きかった。ナノセルロースの完全なキャラクタリゼーションのためにはねじれの定量的な評価を行う必要がある。

シソーラス用語： *多分散性 ,  *セルロース ,  集合 ,  長さ ,  *レオロジー ,  比濁分析 ,  混濁度 ,  ナノ結晶 ,  懸濁液 ,  *粘度 ,  キャラクタリゼーション ,  電気二重層 ,  粒径 ,  ホヤ類 ,  硫酸 ,  フィブリン ,  加水分解 ,  超音波 ,  線形性 ,  X線散乱
準シソーラス用語： ナノセルロース

分類 (1件)： コロイドのレオロジー  (BL01012I)

タイトルに関連する用語 (9件)： 多分散 ,  ナノセルロース ,  サイズ ,  アンサンブル ,  評価 ,  レオロジー ,  電子顕微鏡 ,  X線散乱 ,  濁度測定