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J-GLOBAL ID:201702289307929680   整理番号:17A1714466

脳転移におけるスラグ,ZEB1およびZEB2の腫瘍と間質発現【Powered by NICT】

Tumoral and stromal expression of Slug, ZEB1, and ZEB2 in brain metastasis
著者 (8件):
資料名:
巻: 46  ページ: 124-128  発行年: 2017年 
JST資料番号: W3362A  ISSN: 0967-5868  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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上皮間充織遷移(EMT)は上皮性腫瘍細胞の悪性進行に積極的な役割を持っている。研究の目的は,脳転移におけるEMT機構の存在を同定することであった。脳転移を有する29例の患者由来の腫瘍は,腫瘍細胞と周囲の間葉系間質細胞におけるスラグ,ZEB1,ZEB2,およびE-カドヘリンを含むEMT関連因子の免疫発現の観点から評価した。結果は,原発腫瘍と対応転移性脳腫瘍の間で比較した。腫瘍細胞発現の分析は,スラグ,ZEB1またはZEB2発現は17例(59%)の転移性病変における腫瘍細胞の10%以上で7例(24%, P=0.02)の原発巣であったことを示した。ZEB2の発現レベルは負にE-カドヘリン(P=0.05)のそれと相関していた。一次器官の間でスラグ,ZEB1またはZEB2の腫瘍発現レベルの差はなかった。間質細胞発現の分析は,転移(P<0.0001)によるZEB1およびZEB2発現レベルのグローバルな増加を明らかにした。定量分析は,ZEB1およびZEB2のメッセンジャーRNA発現は転移性病変における上昇したことを確認した。脳転移におけるEMT関連因子の発現増加は腫瘍細胞だけでなく,腫瘍関連間質細胞で見られた。著者らの結果は,EMT関連因子は,脳転移の促進因子としての役割を果たすことを示唆する。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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腫ようの化学・生化学・病理学  ,  遺伝子発現 

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