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J-GLOBAL ID：201702289423873869   整理番号：17A0999086

中部日本における前期白亜紀手取層群の動物相と植物相:東アジアの白亜紀陸上生態系の進化を明らかにするへの手がかり【Powered by NICT】

Fauna and flora of Early Cretaceous Tetori Group in Central Japan: The clues to revealing the evolution of Cretaceous terrestrial ecosystem in East Asia

著者 (2件)： Sano Shin-ichi (Fukui Prefectural Dinosaur Museum, Katsuyama, Fukui 911-8601, Japan) ,  Yabe Atsushi (National Museum of Nature and Science, Tsukuba, Ibaraki 305-0005, Japan)
資料名： Palaeoworld  (Palaeoworld)
巻： 26  号： 2  ページ： 253-267  発行年： 2017年 
JST資料番号： W3424A  ISSN： 1871-174X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 北部中央日本における前期白亜紀の手取層群は,中緯度でのアジア大陸東縁の堆積した。二堆積段階DS2(ベリアシアン後期オーテリビアン;主に海洋層のインターカレーションと汽水環境)とDS3(バレミアン-アプチアン,淡水環境のみ)から構成されている。動物相と植物相組成のレビューは,(1)DS3:Kaseki kabe(桑島層上部)と北谷恐竜採石場(北谷層)における二脊椎動物化石産地はバレミアンとアプチアンに帰属し,おそらく中国,遼寧省北部におけるJehol層群と同時代のことを明らかにした;(2)豊富な淡水二枚貝はDS3で生じ,Trigonioides Plicatounio Nippononaia(TPN)群集は,北谷層にのみ存在し(3)DS3における植物群集の層序変化,気候変化(高温と乾燥)はバレミアン-アプチアン境界,北谷層におけるワニ目軸受群集に大黒谷と桑島層におけるchoristodere軸受群集から推定した動物相の変化と同様,周辺で発生したことを示した。手取層群の脊椎動物および無脊椎動物ファウナだけでなく花組成はJehol層群のそれらとは異なっていた。古気候や古地理条件は二つの領域間のおそらく異なると,東アジアにおける古生物地理分化は,初期白亜紀の示唆された。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 中華人民共和国 ,  *ファウナ ,  脊椎動物 ,  淡水 ,  *フローラ ,  層序 ,  化石 ,  気候変動 ,  古気候 ,  二枚貝類 ,  海洋 ,  *白亜紀
準シソーラス用語： *層群 ,  アプト階 ,  *手取層群 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： 手取層群 ,  初期白亜紀 ,  中部日本 ,  恐竜 ,  非海生二枚貝 ,  手取植物相

分類 (1件)： 中生代  (DE03030R)

タイトルに関連する用語 (10件)： 中部日本 ,  前期白亜紀 ,  手取層群 ,  動物 ,  植物相 ,  東アジア ,  白亜紀 ,  陸上生態系 ,  進化 ,  手がかり