抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
偵察衛星とは,早期警戒衛星,画像偵察衛星,電波偵察衛星からなり,米国は,光学衛星と合成開口レーダ(SAR)衛星の他に,海洋監視衛星,電子・通信情報収集衛星,早期警戒衛星,国防気象衛星などを保有している。本稿は,光学衛星,SAR衛星,電波監視衛星について,その機能,特徴などを紹介した。また,米国の画像偵察衛星及び電波偵察衛星を紹介すると共に,日本の情報収集衛星に触れ,日本では,光学衛星とレーダ衛星との2機を一組として,2組の体制で運用していると述べ,これら光学衛星とレーダ衛星の技術開発の変遷を紹介した。また,わが国の画像・電波偵察衛星機能の現状をSWOT解析し,その結果を表で示すと共に,課題についてそれぞれ述べた。最後に,新時代の我が国の画像・電波偵察衛星への対応について著者の見解に触れ,インテリジェンス情報を駆使した秒単位のミサイル発射情報取得などを提示した。