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J-GLOBAL ID：201702289795950519   整理番号：17A0473594

連続増加湿度での純界面活性剤による疎水性基質のぬれ【Powered by NICT】

Wetting of hydrophobic substrates by pure surfactants at continuously increasing humidity

著者 (3件)： Ivanova N.A. (Photonics and Microfluidics Lab, Tyumen State University, Tyumen, Volodarskogo 6, 625003, Russia) ,  Kubochkin N.S. (Photonics and Microfluidics Lab, Tyumen State University, Tyumen, Volodarskogo 6, 625003, Russia) ,  Starov V.M. (Chemical Engineering Department, Loughborough University, Loughborough, LE11 3TU, UK)
資料名： Colloids and Surfaces. A. Physicochemical and Engineering Aspects  (Colloids and Surfaces. A. Physicochemical and Engineering Aspects)
巻： 519  ページ： 71-77  発行年： 2017年 
JST資料番号： A0539B  ISSN： 0927-7757  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 疎水性基板上に純粋な界面活性剤TritonX-100,SilwetL-77およびZonyl FSO100の広がり挙動は二段階領域を用いて研究した(i)準平衡状態に達するまで第一段階は,一定湿度(45%)で拡大し,(ii)第二段階は45%からほぼ飽和まで増加湿度で拡大した。最初の段階では界面活性剤は準平衡状態に達するまで広がり,液滴径と静的前進接触角は時間とともに変化しなかった。L-77と-100の第一段階での特性時間は数秒であったが,FSO100では十秒であった。第二段階では,周囲空気の湿度は連続的に増加した場合,界面活性剤の液滴は再び拡散し始めた。はこの段階で全ての界面活性剤の広がりは臨界湿度が70から80%の範囲にあった以上でのみ起こることが分かった。TritonX-100およびZonyl FSO100はSilwetL-77Rと比較して湿度の増加に対してより敏感であることが分かった。は使用した全ての三種の純粋な界面活性剤の時間依存性に及ぼす半径はべき乗則に従い,0.1に近い電力指数,完全なぬれまたは0.25,Marangoni駆動された広がりに対応するに対応することを示した。界面活性剤蒸気界面での水の吸着は,拡散(SilwetL-77を除く)の開始に決定的な役割を果たしていないことを示した。著者らの知見は,第二段階で界面活性剤液滴の広がりは三相契約線の前に固体基板上に周囲の空気から水分子の吸着によって主に開始していたことを示唆した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 平衡状態 ,  水分子 ,  液滴 ,  *界面活性剤 ,  電力 ,  液滴径 ,  臨界 ,  *疎水性 ,  *界面 ,  接触角 ,  時間依存性 ,  *基質 ,  *湿度
準シソーラス用語： 三相 ,  べき乗則 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (3件)： 純界面活性剤 ,  疎水性基質 ,  液滴の広がり

分類 (2件)： ミセル  (CB11020N) ,  その他の洗浄剤  (YG02040W)

タイトルに関連する用語 (4件)： 湿度 ,  界面活性剤 ,  疎水性基 ,  ぬれ