抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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沖積錘は繰り返し発生する土石流が平坦な段丘面や沖積面に堆積することで形成される。北海道滝川町渚滑川流域の沖積錘を対象に,種類の周波数のアンテナを使用して地中レーダー探査による沖積錘の3次元堆積構造の可視化を試みた。探査の結果,レーダー断面図には複数の反射面が断続的に認められた。ピット調査によって土石流堆積物の基底礫層が複数枚認められていることから,レーダー反射面は土石流堆積ユニットの境界を反映したものと判断される。今回の調査で,レーダーの鉛直解像度より十分に厚い堆積ユニットで構成される沖積錘を選定することで地中レーダー探査は沖積錘の3次元堆積構造を復元することに有効であることが分かった。