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J-GLOBAL ID:201702290343450812   整理番号:17A0749218

スリランカにおける一般的に用いられる調理ストーブからの家庭大気汚染へのヒト曝露の比較研究【Powered by NICT】

A comparative study of human exposures to household air pollution from commonly used cookstoves in Sri Lanka
著者 (9件):
資料名:
巻: 27  号:ページ: 147-159  発行年: 2017年 
JST資料番号: W1095A  ISSN: 0905-6947  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: デンマーク (DNK)  言語: 英語 (EN)
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固体燃料燃焼料理用レンジは,家庭大気汚染(H AP)の主要な発生源とスリランカにおける重要な環境の健康リスクである。スリランカにおける二種の最も一般的なストーブタイプを用いて家庭における微細粒子状物質(PM_2)のリアルタイム室内濃度と個人曝露の両方の直接測定を含むスリランカにおける最初のフィールド研究の結果を報告した。53世帯の目的にかなうサンプルは中央スリランカにおけるKopiwattaの農村における選択された,ほぼストーブタイプ(伝統的あるいは改良された「Anagi’)と換気(煙突存在または非存在)のためのバランスのとれた。各家庭で,屋内厨房PM_2と個人(一次調理)PM_2 5濃度の48時間連続リアルタイム測定はRTI MicroPEM~個人曝露モニターを用いて測定した。アンケートは,家庭人口統計学,特性および自己申告による健康症状に関連したデータを収集するために使用した。全ての一次調理は女性,平均年齢47歳であり,初等教育を完了した66%であった。収入中央値はわずかに国家平均月収半分以上であった。Anagiストーブの使用は正の一次調理(P=0.026)のより高い教育レベルと相関したが,世帯収入(P=0.18)と関連していなかった。MicroPEMモニタした参加者に良好に受け入れられ,この研究の有効なデータ収集率は97%を超えていた。覚醒時間中の参加者の着用遵守の第2日目に第1日及び83.3%で平均87.2%であった。ノンコンプライアンスの期間は調理時間中にのみ発生した。煙突が存在した場合とない場合181μg/m~3Anagiストーブの家庭への測定された中央値48時間平均屋内PM_2 5濃度は64μg/m~3であった。伝統的なストーブを使用する世帯に対して,煙突が存在した場合とない場合371μg/m~3これらの値は70μg/m~3であった。全体として,測定された室内PM_2 5濃度は最小33μg/m~3~最大940μg/m~3が,個人曝露濃度は34~522μg/m~3の範囲であった。ストーブタイプに屋内濃度の依存性と煙突の存在下または非存在下の線形混合効果モデリングは顕著な煙突効果(65%減少;P<0.001)およびほとんど有意なストーブ効果(24%減少;P=0.054)を示した。煙突のない家庭における一次調理は煙突を有する世帯のケースにおいてよりもH APの実質的に高いレベルに曝露し,伝統的なストーブと家庭での曝露した改良Anagiストーブのそれらよりやや高かった。予想されたように,室内濃度と個人曝露レベルの両方を同時に測定する有意な曝露の誤分類バイアスは個人曝露の代理として固定モニタの使用から生じている可能性があることを示唆する。個人曝露モニタリングは簡単な固定装置を展開するよりもより複雑で高価なが,MicroPEMのような活性個人PMモニタを曝露研究に加わる値は今後の研究設計で考慮すべきである。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
建築環境一般  ,  空気調和一般 

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