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J-GLOBAL ID：201702290558380429   整理番号：17A1615011

廃瓦細骨材を用いたエアモルタルに関する基礎実験

FUNDAMENTAL EXPERIMENTS OF AIR MORTAR WITH WASTE ROOF TILES FINE AGGREGATE

著者 (4件)： 黒木善生 (独立行政法人鉄道建設・運輸施設整備支援機構 工事第二部工事第五課) ,  上原匠 (名古屋工業大学 大学院工学研究科社会工学専攻) ,  湯川圭悟 (名古屋工業大学 大学院工学研究科社会工学専攻) ,  亀井則幸 (一般社団法人瓦チップ研究会)
資料名： セメント・コンクリート論文集(Web)  (Cement Science and Concrete Technology (Web))
巻： 69  号： 1  ページ： 687-694(J-STAGE)  発行年： 2015年 
JST資料番号： U1105A  ISSN： 2187-3313  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 全国各地で発生する瓦廃材を再資源化するには破砕・整粒する必要がある。その工程中に発生する粉体を多量に含んだ細骨材相当の細粒分に対しては,合理的な利用方法が確立していない。そこで,瓦廃材のゼロエミッションと多量の粉体を含む廃瓦細骨材の特徴を活かした用途開発を最終目標とした。本研究では軽量・多孔質構造に着目し,エアモルタルへの利用を図るため,基本的な物性の把握を試みた。廃瓦細骨材の特徴である高い吸水性能に対しては,多量に空気を連行することで作業性の向上を図った。また,砕砂を用いたエアモルタルに比べ廃瓦細骨材エアモルタルの透水係数は大きく,透水性舗装の下限値をクリアする結果が得られた。(著者抄録)

シソーラス用語： *気泡コンクリート ,  細骨材 ,  瓦 ,  *廃物利用 ,  吸水 ,  空気連行 ,  作業性 ,  砕砂 ,  透水性 ,  閾値 ,  透水性舗装 ,  空隙率 ,  圧縮強さ ,  産業廃棄物 ,  粒度分布 ,  容積重 ,  含水量 ,  起泡剤 ,  空気量 ,  廃瓦 ,  気泡モルタル ,  機械的性質 ,  強度
準シソーラス用語： エアモルタル

著者キーワード (12件)： 廃瓦 ,  エアモルタル ,  空隙率 ,  透水係数 ,  圧縮強度 ,  産業廃棄物 ,  Waste roof tiles ,  Air mortar ,  Void percentage ,  Coefficient of water permeability ,  Compressive strength ,  Industrial by-product

分類 (1件)： モルタル,コンクリート  (RA06042H)

引用文献 (8件)：

• 1) 経済産業省:工業統計表(2008)
• 2) 国土交通省:建築統計(新築住宅着工数)(2008)
• 3) 例えば瓦Web-三州瓦・愛知県陶器瓦工業組合-http://www.kawara.gr.jp/
• 4) 坂口稔ほか:瓦廃材を用いたポーラスコンクリートの基本的物性、セメント・コンクリート論文集、No.65、pp.501-508(2011)
• 5) 飛田浩孝ほか:瓦廃材のコンクリート用骨材への適用性に関する研究、コンクリート工学年次論文集、Vol.28、No.1、pp.1577-1582(2006)

タイトルに関連する用語 (4件)： 廃瓦 ,  細骨材 ,  エアモルタル ,  基礎実験