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J-GLOBAL ID：201702290803515274   整理番号：17A0760522

多雪地の緩傾斜地におけるスギコンテナ苗の植栽功程と活着

著者 (3件)： 宮嶋大介 (新潟県森林研) ,  小柳正彦 (新潟県森林研) ,  小柳正彦 (新潟県 農林水産部)
資料名： 新潟県森林研究所研究報告  (Bulletin of Niigata Prefectural Forest Research Institute)
号： 57  ページ： 31-36  発行年： 2017年03月31日 
JST資料番号： L3483A  ISSN： 1343-8999  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 新潟県内の多雪地の緩傾斜地(傾斜10度程度)においてスギコンテナ苗と実生苗を植栽した。その結果,植栽効率は,コンテナ苗植栽の方が裸苗植栽より有意に高く,熟練作業員では1.25倍程度の速さで植栽できた。一方,活着・植栽後の雪害・獣害等の被害は,コンテナ苗も裸苗も大きく変わらなかった。したがって,緩傾斜地においては,積雪地でもコンテナ苗を適用できる可能性が認められた。(著者抄録)

シソーラス用語： *スギ ,  *苗 ,  *植栽 ,  *植物成長 ,  傾斜地 ,  原価低減 ,  雪害 ,  森林更新 ,  再生 ,  積雪寒冷地
準シソーラス用語： *コンテナ苗 ,  *活着 ,  降雪地域 ,  再造林 ,  低コスト化

分類 (1件)： 造林一般  (FF03010A)

引用文献 (16件)：

• 平田令子・大塚温子・伊藤 哲・高木正博(2014)スギ挿し木コンテナ苗と裸苗の植栽後2年間の地上部成長と根系発達. 日林誌96 : 1-5
• 櫃間 岳・八木橋勉・松尾 亨・中原健一・那須野俊・野口麻穂子・八木貴信・齋藤智之・柴田銃江(2015) 東北地方におけるスギコンテナ苗と裸苗の成長比較.東北森林科学会誌 : 16-18
• 今富裕樹(2011)スギ再造林の低コスト化を目指した技術開発. 現代林業542 : 52-55
• 岩井有加・大塚和美・長谷川尚史(2012)スギコンテナ苗の形態的特徴と植栽後の成長. 現代林業551 : 40-44
• 金澤 巌(2012)コンテナ苗木生産と低コスト造林. 現代林業555 : 26-29

タイトルに関連する用語 (6件)： 雪 ,  緩傾斜 ,  スギ ,  コンテナ苗 ,  植栽 ,  活着