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J-GLOBAL ID:201702291524829598   整理番号:17A0702801

Kelvinプローブ力顕微鏡法と第一原理シミュレーションにより研究したTiO_2(110)上に吸着した個々のPt原子の局所電子特性【Powered by NICT】

The local electronic properties of individual Pt atoms adsorbed on TiO2(110) studied by Kelvin probe force microscopy and first-principles simulations
著者 (7件):
資料名:
巻:号: 18  ページ: 5812-5821  発行年: 2017年 
JST資料番号: W2323A  ISSN: 2040-3364  CODEN: NANOHL  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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金属酸化物表面上に分散した貴金属ナノ構造は,触媒,化学センシング,及びエネルギー回収などの多様な分野に応用されている。それらの反応性,化学選択性,安定性,および光吸収特性は,金属/酸化物界面での相互作用によって制御される。ルチルTiO_2(110)-(1 × 1)表面上の単一原子金属吸着質はこれらの相互作用を特性化し,これらの担持ナノ構造のユニークな電子特性を理解するために典型的なモデルとなっている。Kelvinプローブ力顕微鏡(KPFM)実験と密度汎関数理論(DFT)計算を組み合わせて,ヒドロキシル化(H)TiO_2(110)-(1 × 1)表面上に吸着した個々のPt原子の接触電位差における原子スケール変化を調べた。著者らの実験は,TiO_2表面に関してPt原子上の局所接触電位差(LCPD)の有意な低下を示し,基板へのPt吸着質からの電子移動の存在を支持した。LCPD分光法による二つの特徴的な領域を同定した。遠チップ-試料間距離では,LCPD値は弱い距離依存性を示し,酸化物担体へのPtからの固有電荷移動に起因すると考えられる。短距離化学相互作用の開始を超えて,LCPD値は,チップ-試料相互作用により誘起された局所構造と電荷再配列に起因する強い距離依存性を示した。これらの知見はH TiO_2(110)表面上に存在することをOH基を形成するカリウムと水素原子のような他の陽性吸着質に適用され,触媒的に活性な材料における電子移動を理解するための適切なツールとしてKPFMを促進した。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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電気化学反応  ,  貴金属触媒 

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