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J-GLOBAL ID：201702291660499723   整理番号：17A0658583

紅茶の高分子量ポリフェノール豊富な画分はマウスの機能的過負荷時の肥大を促進する

Black Tea High-Molecular-Weight Polyphenol-Rich Fraction Promotes Hypertrophy during Functional Overload in Mice

著者 (4件)： AOKI Yuki (Univ. Tsukuba, Ibaraki, JPN) ,  OZAWA Tetsuo (Univ. Tsukuba, Ibaraki, JPN) ,  TAKEMASA Tohru (Univ. Tsukuba, Ibaraki, JPN) ,  NUMATA Osamu (Univ. Tsukuba, Ibaraki, JPN)
資料名： Molecules (Web)  (Molecules (Web))
巻： 22  号： 4  ページ： WEB ONLY  発行年： 2017年04月 
JST資料番号： U7014A  ISSN： 1420-3049  CODEN： MOLEFW  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： スイス (CHE)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ミトコンドリア活性化因子(MAF)は紅茶から抽出された高分子量ポリフェノールで,トレーニングによる5′アデノシンモノリン酸活性化蛋白質キナーゼ(AMPK)活性化を促進し,持久力を高める。当初MAFは紅茶からブタノールとアセトンにより生成されたため,食品加工には不向きであった。そこで,著者らは紅茶のMAF豊富な試料「E80」をエタノールと水だけを使って抽出した。本研究ではE80が持久トレーニングに与える影響を検討した。8週齢C57BL/6マウスに通常飼料または0.5%E80含有飼料を4,7,14日間,機能的過負荷条件で与えた。その結果,E80投与は過負荷による肥大を促進し,足底筋のAkt,P70リボソーム蛋白質S6キナーゼ(p70S6K),S6等のAkt/哺乳類ラパマイシン標的蛋白質(mTOR)経路蛋白質のリン酸化を誘導することが分かった。従って,機能的過負荷とE80投与はmTORシグナリングを促進し,筋肉での蛋白質合成を増加させることにより肥大を引き起こした。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *紅茶 ,  生理活性因子 ,  多価フェノール ,  セリン/トレオニンキナーゼ ,  運動能力 ,  マウス ,  トレーニング【運動】 ,  運動負荷 ,  食餌効果 ,  肥大【症状】 ,  下肢筋 ,  細胞生理 ,  細胞情報伝達 ,  *筋肉タンパク質 ,  タンパク質合成
準シソーラス用語： Akt ,  AMPK ,  mTOR ,  p70S6K ,  S6キナーゼ ,  *ミトコンドリア活性化因子 ,  レジスタンス運動 ,  *筋肉肥大 ,  細胞シグナリング ,  持久力 ,  持久力トレーニング ,  足底筋

分類 (3件)： アルカロイドし好飲料  (FJ06030D) ,  運動器系の基礎医学  (GG01020B) ,  筋肉  (EJ10020G)

タイトルに関連する用語 (8件)： 紅茶 ,  高分子量 ,  ポリフェノール ,  画分 ,  マウス ,  過負荷 ,  肥大 ,  促進