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J-GLOBAL ID:201702291760706087   整理番号:17A1487130

プロスタグランジンE2はエストロゲン環境に伴うEP4受容体を介してGnRHニューロンのシナプス前調節を調節する【Powered by NICT】

Prostaglandin E2 modulates presynaptic regulation of GnRH neurons via EP4 receptors in accordance with estrogen milieu
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資料名:
巻: 360  ページ: 139-145  発行年: 2017年 
JST資料番号: T0919A  ISSN: 0306-4522  CODEN: NRSCDN  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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プロスタグランジンE2(PGE2)は視床下部における性腺刺激ホルモン放出ホルモン(GnRH)を放出するニューロンの活性を調節することによりゴナドトロピン分泌を促進した。しかし,これらニューロンでPGE_2の作用機序はまだ十分に明らかにされていない。全細胞,パッチクランプ記録により測定したGnRHニューロンにおける微小興奮性シナプス後電流(mEPSC)の発生に及ぼすPGE_2の影響を調べた。GnRHニューロンは,雌GnRH-EGFPラットの視索前野から調製した切片で同定された。PGE_2への曝露は,発情前期の日に発生したmEPSCの振幅でなく,頻度を有意に増加させたが,どちらの周波数も振幅は発情間期の1日目に変化した。これらのデータは,mEPSC周波数にPGE_2の作用は発情期に依存して変化することを示唆した。PGE_2の作用のエストロゲン依存性はさらに卵胞ホルモン処置卵巣摘出ラットから調製したGnRHニューロンで発生したmEPSCの振幅ではなく頻度増加により支持された。逆に,PGE_2はコレステロール投与ラットにおけるGnRHニューロンにおけるmEPSC周波数または振幅に影響しなかった。PG2Eの作用のための候補受容体を同定するために続く実験はPGE_2受容体4(EP4)アゴニストへの曝露,EP1またはEP2作動薬ではなく,PGE_2曝露によって達成された効果を模倣することを明らかにした。mEPSCのこれらの効果は,EP4拮抗剤を用いて逆転し,効果の特異性を説明することができた。まとめると,これらのデータはPGE_2は発情前期中のエストロゲン依存性様式でシナプス前部位(s)でのEP4シグナル伝達を介してGnRHニューロンで興奮性シナプス神経伝達を変化させることができることを示した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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中枢神経系 
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