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J-GLOBAL ID:201702291844000993   整理番号:17A1509717

ジエトキシ燐(V)テトラフェニルポルフィリンとそのふっ素化誘導体によるニコチンアミドアデニンジヌクレオチドの光増感酸化:連鎖反応の可能性【Powered by NICT】

Photosensitized oxidation of nicotinamide adenine dinucleotide by diethoxyphosphorus(V)tetraphenylporphyrin and its fluorinated derivative: Possibility of chain reaction
著者 (3件):
資料名:
巻: 188  ページ: 640-646  発行年: 2018年 
JST資料番号: E0128B  ISSN: 1386-1425  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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水溶性ポルフィリン,ジエトキシ燐(V)テトラフェニルポルフィリン(EtP(V)TPP)とそのふっ素化類似体(FEtP(V)TPP)は,可視光照射下でのニコチンアミドアデニンジヌクレオチド(N ADH)の約340nmの典型的な吸収を減少させ,酸化分解を示した。一重項酸素消光剤,アジ化ナトリウム,及び三重項消光剤,ヨウ化カリウム,はわずかに光増感NADH酸化を阻害した。しかし,これらの阻害効果は非常に小さかった。さらに,これらのP(V)ポルフィリンの蛍光寿命はNADHによる減少し,P(V)ポルフィリンの一重項励起(S_1)状態への電子移動の寄与を示唆した。酸化還元電位測定はNADHの電子移動媒介酸化を支持した。P(V)ポルフィリンによるNADHの光分解の量子収率は速度論データとNADH酸化に及ぼすこれらの消光剤の影響から推定できた。得られた値はP(V)ポルフィリンのS_1状態による受容電子はNADH酸化の連鎖反応を誘発することを示唆した。光増感反応はP(V)ポルフィリンの光細胞毒性において重要な役割を果たす可能性がある。P(V)ポルフィリンの軸配位子のフッ素化は電子受容能力を改善した。しかし,フッ素化は僅かにNADHとの静的相互作用を抑制し,減少した酸化量子収率をもたらした。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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八員環以上の複素環化合物  ,  分子化合物 

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