抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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人口減少に直面している地方の多数の自治体では,空き家を活用し,新規住民の獲得のため,空き家を売却ないし賃貸したい所有者と,転入したい人をつなぐ空き家バンク事業を実施している。しかし,十分な成果を上げられている自治体は限られている。今回調査した西日本の3自治体(松江市,雲南市,神河町)の事例から,空き家バンクの課題・問題として,1)登録物件の確保,2)空き家提供者や自治体と利用者の希望のミスマッチ,3)行政の関与の程度による相反する信頼性とリスク回避の度合い,4)空き家の質的保証,5)総合的な人口確保施策との連携,6)民間不動産業者との連携などが挙げられる。(著者抄録)