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J-GLOBAL ID:201702294555957380   整理番号:17A1424110

Nrf2/AREシグナル伝達経路の活性化を介して5-ヒドロキシ-4-フェニル-ブテノリドの抗酸化特性【Powered by NICT】

Antioxidant properties of 5-hydroxy-4-phenyl-butenolide via activation of Nrf2/ARE signaling pathway
著者 (8件):
資料名:
巻: 107  号: PA  ページ: 129-137  発行年: 2017年 
JST資料番号: B0937A  ISSN: 0278-6915  CODEN: FCTOD7  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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5-ヒドロキシ-4-フェニル-ブテノリド(5H4PB)は抗真菌と抗肥満特性を有する生物活性化合物である。最近5H4PBはペルオキシソーム増殖因子活性化受容体γ(PPARγ)を活性化することが示されているが,細胞内シグナル伝達経路に及ぼす5H4PBの影響は明らかにされていない。本研究では,著者らは5H4PBは核因子赤血球2関連因子2(Nrf2)/抗酸化剤応答要素(ARE)シグナリング経路,酸化ストレスに対する細胞防御に重要な役割を果たす,ARE依存性細胞保護遺伝子のアップレギュレーション,ヘムオキシゲナーゼ-1,カタラーゼ,スーパーオキシドジスムターゼ遺伝子を含むを活性化し,細胞毒性を示さないことを見出した。さらに,5H4PBはマウス線維芽細胞における過酸化水素(H_2O_2)曝露により誘導される細胞内ROS産生,グルタチオン酸化およびDNA損傷を有意に減少させた。5H4PBによる前処理はマウス培養線維芽細胞及び初代肝細胞におけるH_2O_2~誘導細胞死に対して著明な細胞保護効果を与えることを示した。このように,著者らの研究は,5H4PBはNrf2/AREシグナル伝達経路の活性化を介して酸化的損傷に対する細胞抵抗性を高めることを示した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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生薬の薬理の基礎研究  ,  細胞生理一般 
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