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J-GLOBAL ID:201702296191367624   整理番号:17A1817571

土壌からハツカダイコン(Raphanus sativus var. sativus)及び小松菜(Brassica rapa var. perviridis)へのTeとCsの移行因子

Transfer Factors of Tellurium and Cesium from Soil to Radish (Raphanus sativus var. sativus) and Komatsuna (Brassica rapa var. perviridis)
著者 (7件):
資料名:
巻: 52  号:ページ: 192-199(J-STAGE)  発行年: 2017年 
JST資料番号: G0814B  ISSN: 0367-6110  CODEN: HOKBAQ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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福島第一原子力発電所の事故により,テルル(Te)同位体が放射性セシウム(Cs)及び放射性ヨウ素と共に環境中に放出された。Te-127m(半減期109日)とTe-129m(半減期33.6日)は土壌から食物に移動し,地元住民により摂取された可能性がある。事故の初期段階において,放射性Teの内部線量への寄与を推定するためには,根からの植物へのTeの移動に関するデータが不可欠である。しかし,環境中の土壌の保持および土壌から植物のへの移動については殆ど知られていない。本研究では,安定同位体TeとCsについて,土壌からのハツカダイコン及びコマツナへの移動係数を決定した。これらの二種類植物は1mgTe又はCs/乾燥土壌kgに調整した4種類の土壌中で培養した。2週間~2箇月培養後,植物中のTeとCsをICP-MSにより測定した。実験データは,交換可能なカチオンがCsの移動を遅らせ,土壌のアニオン性吸着剤がTeの移動を減少させることを示した。Teの移動係数は,土壌からハツカダイコンの葉迄で8.6×10-3~3.2×10-2S,ハツカダイコンの根迄で1.2×10-2~3.0×10-2S,コマツナの葉迄で×10-2~5.1×10-2Sであった。Csのそれはそれぞれ2.3×10-2~7.6×10-1,1.1×10-2~2.7×10-1および6.7×10-3~3.9×10-1であった。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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環境の汚染及び防止 
引用文献 (27件):
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