特許
J-GLOBAL ID:201703000028614258

制震ダンパ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 井上 誠一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2015-148463
公開番号(公開出願番号):特開2017-025674
出願日: 2015年07月28日
公開日(公表日): 2017年02月02日
要約:
【課題】 累積変形能力が損なわれることを抑制することが可能な制震ダンパを提供する。【解決手段】 面内方向の降伏せん断力Qp0は、柱部15の基部から、中央部にずれた位置で最も小さく(図中P)、中央で最も大きくなる。すなわち、面内方向(幅方向)の変形に対して、柱部15は基部から中央部にずれた位置で最も降伏せん断力が小さくなるため、危険断面位置は、柱部15の基部から中央にずれた位置となる。面外方向の降伏せん断力Qp0は、柱部15のX方向の端部において最も小さく(図中Q)、中央で最も大きくなる。すなわち、面外方向(厚み方向)の変形に対して、柱部15は基部近傍において最も降伏せん断力が小さくなるため、危険断面位置は、柱部15の基部近傍となる。このように、本実施形態では、面外方向の変形における危険断面位置に対して、面内方向の変形における危険断面位置が、柱部15の中央方向にずれた位置となる。【選択図】図4
請求項(抜粋):
構造物に取り付けられて、振動エネルギーを吸収する制震ダンパであって、 板状の本体には、柱部が形成され、 前記本体の面内方向における前記柱部の危険断面位置と、 前記面内方向に垂直な方向の面外方向における前記柱部の危険断面位置と、が異なり、 前記面外方向の危険断面位置は、前記柱部の基部であり、 前記面内方向の危険断面位置は、前記柱部の基部から、前記柱部の中央部側にずれた位置となることを特徴とする制震ダンパ。
IPC (3件):
E04H 9/02 ,  F16F 15/02 ,  F16F 7/12
FI (3件):
E04H9/02 321F ,  F16F15/02 L ,  F16F7/12
Fターム (20件):
2E139AA01 ,  2E139AC19 ,  2E139BA04 ,  2E139BA07 ,  2E139BA44 ,  2E139BD16 ,  3J048AA04 ,  3J048AB01 ,  3J048AC06 ,  3J048BC09 ,  3J048CB21 ,  3J048DA04 ,  3J048EA38 ,  3J066AA26 ,  3J066BA03 ,  3J066BB04 ,  3J066BC03 ,  3J066BD07 ,  3J066BF01 ,  3J066BG05
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開平2-217634
  • 振動エネルギー吸収ダンパ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-277799   出願人:株式会社奥村組
  • 免震用ダンパー
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2001-370832   出願人:住友金属鉱山株式会社

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