特許
J-GLOBAL ID:201703000360359911
ローラー駆動伝達装置、およびこれを備えた自動原稿搬送装置、画像形成装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件):
小谷 悦司
, 小谷 昌崇
, 行武 孝
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-034197
公開番号(公開出願番号):特開2017-149538
出願日: 2016年02月25日
公開日(公表日): 2017年08月31日
要約:
【課題】ローラーへの回転駆動力の伝達不良を抑止した駆動伝達装置、およびこれを備えた自動原稿搬送装置、画像形成装置を提供する。【解決手段】ピックアップローラーユニット51Sは、ピックアップローラー51と、伝達ギア53と、入力ギア55と、負荷調整機構と、を備える。伝達ギア53の第2の位置から第1の位置へのスライド移動に伴って、入力ギア55に入力された回転駆動力がピックアップローラー51に伝達される。ピックアップローラー51が回転されると、原稿シートが搬送される。負荷調整機構は、第2の位置に配置された伝達ギア53の回転方向における回転負荷を軸方向における移動負荷よりも大きくする。負荷調整機構は、伝達ギア53の内周面に配置された内周面ギア53Dと、伝達ギア53を軸支する円筒部51Eの外周面に配置された円筒ギア51Hとからなる。【選択図】図9B
請求項(抜粋):
回転駆動力が入力され回転軸回りに第1回転方向に回転されるギアであって、前記回転における軸方向の端部に配置されたギア側面と、前記ギア側面から前記軸方向に突設された係合突起部と、を備える駆動入力ギアと、
前記駆動入力ギアの前記回転軸の軸線上において前記駆動入力ギアに隣接して配置されるギアであって、前記軸方向の一方の側面に前記係合突起部が係合される切欠き部が形成され、前記軸方向において前記切欠き部とは反対側の他方の側面に配置された第1ギア歯とを備え、前記軸方向にスライド移動可能な駆動伝達ギアと、
前記駆動入力ギアの前記軸線上において前記駆動伝達ギアに隣接して配置され、前記第1ギア歯と係合可能な第2ギア歯を備え、回転されることでシートを搬送するローラー部と、
前記駆動入力ギアに前記回転駆動力が入力され、前記駆動入力ギアの前記係合突起部が前記駆動伝達ギアの前記切欠き部に係合することで前記駆動伝達ギアが前記ローラー部側の第1の位置にスライド移動されると、前記第1ギア歯と前記第2ギア歯との噛み合いによって、前記駆動入力ギア、前記駆動伝達ギアおよび前記ローラー部が前記第1回転方向に一体的に回転され、前記駆動入力ギアへの前記回転駆動力の入力が切断され、前記ローラー部が前記シートに従動して回転されると、前記第1ギア歯が前記第2ギア歯によって前記軸方向に押圧されることで、前記駆動伝達ギアが前記第1の位置よりも前記駆動入力ギア側の第2の位置にスライド移動され、前記ローラー部と前記駆動伝達ギアとの連結が解除されるラチェット機構と、
を有し
前記ラチェット機構は、前記第2の位置に配置された前記駆動伝達ギアの前記第1回転方向における回転負荷を前記軸方向における移動負荷よりも大きくする負荷調整機構を備えることを特徴とするローラー駆動伝達装置。
IPC (4件):
B65H 3/06
, F16D 43/26
, F16D 7/04
, F16D 11/14
FI (4件):
B65H3/06 350C
, F16D43/26 C
, F16D7/04 Z
, F16D11/14
Fターム (25件):
3F343FA03
, 3F343FB02
, 3F343FB03
, 3F343FB04
, 3F343FC03
, 3F343FC29
, 3F343GA02
, 3F343GB01
, 3F343GC01
, 3F343GD01
, 3F343JA01
, 3F343KB04
, 3F343LA04
, 3F343LA12
, 3F343LA16
, 3F343LC11
, 3F343LC12
, 3F343LC22
, 3F343LC25
, 3F343LD10
, 3F343LD24
, 3F343LD29
, 3J056AA02
, 3J056CA02
, 3J056GA27
引用特許:
前のページに戻る