特許
J-GLOBAL ID:201703000587923376

硬質被覆層がすぐれた耐チッピング性、耐剥離性を発揮する表面被覆切削工具

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 影山 秀一 ,  倉地 保幸 ,  山田 靖
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-053665
公開番号(公開出願番号):特開2017-164859
出願日: 2016年03月17日
公開日(公表日): 2017年09月21日
要約:
【課題】二相ステンレス鋼等の難削材の断続切削加工において、硬質被覆層がすぐれた耐溶着チッピング性、耐剥離性を発揮する表面被覆切削工具を提供する。【解決手段】工具基体表面に硬質被覆層が形成されている表面被覆切削工具であって、工具基体表面直上には、少なくとも窒素と炭素を含むTi化合物層が形成され、切れ刃近傍において前記工具基体表面から垂直方向に、前記Ti化合物層側へ0.2μmにわたり、工具基体からの距離が離れるにしたがい、前記Ti化合物層中の窒素濃度が漸次増加し、該窒素濃度の平均濃度勾配が20原子%/μm以上300原子%/μm以下であり、好ましくは、前記Ti化合物層の表面に、異なる膜種のTi化合物層あるいはさらにα型またはκ型の結晶構造を有するAl2O3層が形成されている。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
WC基超硬合金またはTiCN基サーメットからなる工具基体の表面に硬質被覆層が形成されている表面被覆切削工具であって、工具基体表面直上には、少なくとも窒素と炭素を含むTi化合物層が形成されており、切れ刃近傍において工具基体表面から垂直方向に窒素濃度を測定した場合、工具基体表面からTi化合物層側へ0.2μm以内の範囲において、工具基体からの距離が離れるにしたがい、前記Ti化合物層中の窒素濃度が漸次増加しており、窒素濃度の平均濃度勾配が、20原子%/μm以上300原子%/μm以下であることを特徴とする表面被覆切削工具。
IPC (2件):
B23B 27/14 ,  C23C 16/36
FI (2件):
B23B27/14 A ,  C23C16/36
Fターム (18件):
3C046FF02 ,  3C046FF05 ,  3C046FF10 ,  3C046FF13 ,  3C046FF16 ,  4K030AA03 ,  4K030AA09 ,  4K030AA14 ,  4K030AA17 ,  4K030AA18 ,  4K030BA18 ,  4K030BA41 ,  4K030BA43 ,  4K030BB12 ,  4K030CA03 ,  4K030FA10 ,  4K030JA06 ,  4K030LA22
引用特許:
審査官引用 (5件)
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