特許
J-GLOBAL ID:201703000927194862

軸受密封装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 中井 宏行 ,  奥村 公敏 ,  沖本 周子
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-091454
公開番号(公開出願番号):特開2017-198316
出願日: 2016年04月28日
公開日(公表日): 2017年11月02日
要約:
【課題】軸受空間を密封し、重ね合わせが支障なくなされ、且つ、アキシャルリップ等の設計自由度が高い軸受密封装置を提供する【解決手段】軸受密封装置8は、外側部材2に嵌合される芯金9と先端部11aが内側部材6に摺接可能乃至は近接する少なくとも1個のアキシャルリップ11aを有するシールリップ部材11とを備える。芯金9は、円筒部90と屈曲部91と内径側に延びる鍔状部92とを有する。アキシャルリップ11は、その一部が芯金9の円筒部90及び屈曲部91により区画される径方向範囲R内に位置する形状とされる。シールリップ部材10は、外側部材2より外径側に位置する軸L方向に沿った直状部分140を含む断面T字形状部分14を有し、直状部分140の軸L方向の長さDは、芯金9における屈曲部91の軸受空間S側端部91aaとアキシャルリップ11における径方向範囲R内に位置する部分との間の軸L方向長さdより大とされている。【選択図】図2
請求項(抜粋):
軸受装置における相対的に同軸回転する外側部材及び内側部材からなる2部材間に形成される軸受空間を密封する軸受密封装置であって、 前記外側部材に嵌合される芯金と、該芯金に固着されて、先端部が前記内側部材に摺接可能乃至は近接する少なくとも1個のアキシャルリップを有するシールリップ部材とを備え、 前記芯金は、軸方向に沿った円筒部と、該円筒部の前記軸受空間側一端部より湾曲部を介して折り返された屈曲部と、該屈曲部より内径側に延びる鍔状部とを有し、 前記アキシャルリップは、前記芯金に対する固着部より前記軸受空間とは反対側に延びるよう、且つ、その一部が前記芯金における前記円筒部及び前記屈曲部により区画される径方向範囲内に位置するような形状とされ、 前記シールリップ部材は、前記外側部材より外径側に位置する軸方向に沿った直状部分を含む断面T字形状部分を有し、 前記直状部分の軸方向の長さは、前記芯金における屈曲部の軸受空間側端部と前記アキシャルリップにおける前記径方向範囲内に位置する部分との間の軸方向長さより大とされていることを特徴とする軸受密封装置。
IPC (3件):
F16C 33/78 ,  F16C 19/18 ,  F16J 15/323
FI (5件):
F16C33/78 E ,  F16C33/78 D ,  F16C19/18 ,  F16J15/3232 201 ,  F16J15/3236
Fターム (20件):
3J006AE23 ,  3J006AE50 ,  3J006CA01 ,  3J016AA02 ,  3J016AA03 ,  3J016BB03 ,  3J016BB16 ,  3J016BB17 ,  3J016CA02 ,  3J016CA03 ,  3J701AA03 ,  3J701AA32 ,  3J701AA43 ,  3J701AA54 ,  3J701AA62 ,  3J701AA72 ,  3J701BA73 ,  3J701FA13 ,  3J701FA31 ,  3J701GA03
引用特許:
審査官引用 (4件)
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