特許
J-GLOBAL ID:201703001151040645

液体金属の冷却材を用いる原子炉

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人HARAKENZO WORLD PATENT & TRADEMARK
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2015-544031
特許番号:特許第6063581号
出願日: 2012年11月26日
請求項(抜粋):
【請求項1】 液体金属の冷却材を用いる原子炉であり、カバーを備えたハウジング(1)と、前記原子炉のハウジング(1)内部に、自らと前記ハウジング(1)との間に環状の空間(5)を形成するように配置された独立シェル(6)と、前記環状の空間(5)内に、それぞれがシェル内に配置された少なくとも1つの蒸気発生器(3)および少なくとも1つのポンプ(4)と、を備え、前記独立シェル(6)は、自らの上側の部分に遮蔽プラグ(7)を、自らの下側の部分に炉心(2)を収容するものであり、熱収集器(8)が前記炉心(2)の上に配置された、原子炉において、 前記熱収集器(8)は、液体金属の冷却材の流れを、前記蒸気発生器(3)の上側の部分および下側の部分をそれぞれ洗浄する上向きの流れと下向きの流れとにそれぞれ分離するように、前記蒸気発生器(3)の中央部分の高さにて前記蒸気発生器(3)と導通するように形成されており、 上側の水平の冷気収集器(10)が、当該原子炉のカバーの下かつ、前記ハウジング(1)と、前記独立シェル(6)と、前記蒸気発生器(3)のシェルおよび前記ポンプ(4)のシェルとの間に配置されており、当該冷気収集器(10)は、冷却材が満たされていない高さにあり、前記蒸気発生器(3)の上側の部分と、自らのシェルに作られた開口を通して導通しており、 下側の累積収集器(11)が、前記蒸気発生器(3)の下側の部分から冷えた冷却材を収集する目的で、前記蒸気発生器(3)の下に配置されており、当該下側の累積収集器は、前記原子炉のハウジング(1)に沿って伸びた環状の導管を通じ、前記独立シェル(6)によって形成された、前記上側の水平の冷気収集器(10)と導通しており、 前記ハウジング(1)、前記蒸気発生器(3)のシェルおよび前記ポンプ(4)のシェル、並びに導管は、前記環状の空間に配置されたハウジング内放射線防護要素によって形成され、 前記ポンプ(4)の入口は、自らのシェルに形成された開口を通して、前記上側の水平の冷気収集器(10)と導通しており、 前記ポンプ(4)の出口は、下側の環状の圧力収集器(12)と導通しており、 前記下側の累積収集器(11)および前記下側の環状の圧力収集器(12)は、水平の区切り(13)によって分割されており、 前記下側の環状の圧力収集器(12)は、環状のスロット(14)を通して、炉心の分布収集器(15)と導通している、ことを特徴とする原子炉。
IPC (2件):
G21C 1/02 ( 200 6.01) ,  G21C 15/00 ( 200 6.01)
FI (2件):
G21C 1/02 B ,  G21C 15/00 F
引用特許:
審査官引用 (4件)
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