特許
J-GLOBAL ID:201703001416782460
真空湿式スプリンクラーシステム
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
江藤 聡明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-010366
公開番号(公開出願番号):特開2017-127561
出願日: 2016年01月22日
公開日(公表日): 2017年07月27日
要約:
【課題】真空湿式スプリンクラーシステムにおいて、予作動弁と排水管の立上がり管との間の排水弁を閉め忘れた場合でも消火活動に支障のない真空湿式スプリンクラーシステムを提供すること。【解決手段】一次側配管と二次側配管が水で充填され、二次側配管内が負圧状態とされた真空湿式スプリンクラーシステムにおいて、予作動弁20は、一次側配管と接続される下部開口部54bと、二次側配管と接続される上部開口部54aと、接続管38と接続される側部開口部54cとを有する本体54と、本体54内に回動可能に設置され、一次側配管と二次側配管とを連通状態とし同時に側部開口部54cを閉塞する第1の回動位置、二次側配管と接続管38とを連通状態とし同時に一次側配管と二次側配管との間を閉塞する第2の回動位置に切替え可能な三方弁と、を有する構成とされ、制御部は三方弁を常態では第2の回動位置となるように、火災発生時には第1の回動位置になるように制御する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
消火用水槽から送水ポンプを介して上方階に立ち上がって配管された一次側配管と、
該一次側配管から各階で分岐され消火放水を行うためのスプリンクラーヘッドまで配管された二次側配管と、
前記一次側配管と前記二次側配管との間に設置され常態では閉が維持される予作動弁と、
火災状態を感知して火災信号を送出する火災感知手段と、
真空ポンプを介して上方階に立ち上がって配管された立上がり管と、各階で前記立上がり管から分岐された分岐管と、を有し、前記分岐管が真空電磁弁を介して前記二次側配管と連通接続された排水管と、
前記予作動弁と前記立上がり管とを連通接続し、途中に排水弁が設けられた接続管と、
火災発生時に前記火災感知手段からの火災信号を受信し前記予作動弁を開として前記一次側配管と前記二次側配管とを連通状態とし、前記送水ポンプを稼働させる制御部と、を有し、
常態では前記一次側配管と前記二次側配管の双方は水で充填されており、
前記予作動弁を閉状態、前記排水弁を開状態とすることにより前記二次側配管内の水を前記接続管及び立ち上がり管を介して排出することが可能であり、
前記二次側配管内を前記排水管を介して前記真空ポンプで負圧状態とすることにより、火災発生時以外に前記二次側配管の水が放出されない真空湿式スプリンクラーシステムにおいて、
前記予作動弁は、
前記一次側配管と接続される下部開口部と、前記二次側配管と接続される上部開口部と、前記接続管と接続される側部開口部とを有する本体と、
前記本体内に回動可能に設置され、前記一次側配管と前記二次側配管とを連通状態とし同時に前記側部開口部を閉塞する第1の回動位置、前記二次側配管と前記接続管とを連通状態とし同時に前記一次側配管と前記二次側配管との間を閉塞する第2の回動位置に切替え可能な三方弁と、を有する構成とされ、
前記制御部は、
常態では前記三方弁が前記第2の回動位置となるように、火災発生時には前記三方弁が前記第1の回動位置になるように制御することを特徴とする真空湿式スプリンクラーシステム。
IPC (2件):
FI (2件):
Fターム (3件):
2E189CA08
, 2E189CA10
, 2E189MA00
引用特許:
審査官引用 (3件)
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負圧湿式スプリンクラー設備
公報種別:公開公報
出願番号:特願2010-258788
出願人:株式会社LIXILニッタン
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消火設備
公報種別:公開公報
出願番号:特願2006-281055
出願人:能美防災株式会社
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スプリンクラー消火設備
公報種別:公開公報
出願番号:特願2000-258497
出願人:ホーチキ株式会社
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