特許
J-GLOBAL ID:201703001576524220
歯間清掃具の製造方法及び歯間清掃具
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (6件):
柳野 隆生
, 森岡 則夫
, 関口 久由
, 伊藤 尚
, 服部 誠
, 黒川 恵
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2014-516879
特許番号:特許第6069311号
出願日: 2013年05月24日
請求項(抜粋):
【請求項1】 合成樹脂からなる基材部と、前記基材部の少なくとも一部を被覆するエラストマからなる軟質部とを備え、前記基材部は、ハンドル基材部と、前記ハンドル基材部の先端部に連設した細長い軸状の芯基材部とを有し、前記軟質部は、前記芯基材部を被覆する清掃用軟質部を少なくとも有し、前記ハンドル基材部からなる持ち手としてのハンドル部と、前記芯基材部と清掃用軟質部とからなる歯間清掃用の清掃部とを備えた歯間清掃具の製造方法であって、
前記芯基材部(12)を成形する芯基材部成形部と前記ハンドル基材部(11)を成形するハンドル基材部成形部とからなる第1成形空間を複数並列状に設けるとともに、隣接するハンドル基材部成形部を連通する連結部成形部を設けた、前記基材部を成形するための1組の金型(30)(31)の一方と、
前記芯基材部の少なくとも一部に対応させて清掃用軟質部成形部を有する複数個の第2成形空間を設けるとともに、その合わせ面の略直交方向に各清掃用軟質部成形部内に突出するように対向配置した2本の保持ピンを1組とする少なくとも2組の保持ピンを設けた、前記軟質部を成形する1組の金型(40)(41)の一方とが、
一体構成されるとともに、前記1組の金型(30)(31)の他方と、前記1組の金型(40)(41)の他方とが一体構成されてなる対向配置された1組の金型(71)(72)にして、前記複数の第1成形空間及び連結部成形部よりなる基材部成形部集合体と、前記複数の第2成形空間よりなる軟質部成形部集合体とを有し、
該1組の金型の一方が、前記基材部成形部集合体及び軟質部成形部集合体の先端部側を構成する本体金型と、前記本体金型の中央部の嵌合凹部に突出可能に嵌合される、前記基材部成形部集合体及び軟質部成形部集合体の基部側を構成する回転金型とに分割構成してなる1組の金型(71)(72)を備え、
前記第1成形空間における芯基材部成形部とは反対側の基端部側において、前記複数の第1成形空間にそれぞれ開口するゲートから、前記複数の第1成形空間に対して繊維材を添加した合成樹脂材料を同時に供給して、前記連結部成形部により成形した連結部にて、複数の基材部が並列状に連結されるように、該複数の基材部を同時成形する基材部成形工程と、
前記回転金型を嵌合凹部から突出させて、前記基材部成形工程にて成形した相互に連結される複数個の基材部を本体金型から離型し、その後複数個の基材部を回転金型とともに回転させてから、該回転金型を嵌合凹部に嵌合させることで、該複数個の基材部を軟質部成形部集合体へ移送して、該複数個の基材部のうちの少なくとも芯基材部の一部を、前記軟質部成形部集合体の複数個の第2成形空間にセットし、前記少なくとも2組の保持ピンで、前記芯基材部の先端側部分と基端側部分を含む芯基材部の長さ方向の2か所以上を清掃用軟質部成形部の略中央部にそれぞれ保持した状態で、前記複数の清掃用軟質部成形部に対して先端側から基端部側へ向けてエラストマ材料が充填されるように、第2成形空間にエラストマ材料を充填して軟質部を成形する軟質部成形工程と、
を備えたことを特徴とする歯間清掃具の製造方法。
IPC (2件):
B29C 33/14 ( 200 6.01)
, A61C 15/04 ( 200 6.01)
FI (2件):
B29C 33/14
, A61C 15/04 502
引用特許:
引用文献:
前のページに戻る