特許
J-GLOBAL ID:201703001753486571

レーダ装置における相互干渉を回避する方法及びこの方法を用いた監視装置。

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 功力 妙子
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2015-118234
公開番号(公開出願番号):特開2017-003453
出願日: 2015年06月11日
公開日(公表日): 2017年01月05日
要約:
【課題】高周波数帯のレーダ信号を長距離伝送可能で、同一のレーダ信号を複数のアンテナから送信した場合のレーダ装置における相互干渉を回避する方法、およびこの方法を用いた監視装置を提供する。【解決手段】送信器6と複数のアンテナ部5とを有するレーダ装置において、送信器と複数のアンテナ部との間は、EO変換器7,12とOE変換器10,14とを介してそれぞれ光ファイバ線路8,13で接続し、この光ファイバ線路の経路長に差を設けるとともに、この経路長の差を遅延線路とし、この遅延線路により、複数のアンテナ部から送信される各レーダ信号の送信時間に時間差を設け、この送信時間の時間差に基づいて、複数のアンテナから送信される信号の相互干渉を回避するために、遅延線路の長さを調整することを特徴とするレーダ装置における相互干渉を回避する方法である。【選択図】図1
請求項(抜粋):
高周波数帯のレーダ信号を生成する送信器と、 このレーダ信号を放射するとともに、覆域内の目標物からの反射波を受信する複数のアンテナ部とを有するレーダ装置において、 前記送信器と前記複数のアンテナ部との間は、電気信号から光アナログ信号にEO変換する第1のEO変換器と、光アナログ信号から電気信号にOE変換する第1のOE変換器とを介してそれぞれ第1の光ファイバ線路で接続し、 前記送信器から前記複数のアンテナ部へとレーダ信号をそれぞれ伝送する第1の光ファイバ線路の経路長に差を設けるとともに、この経路長の差を遅延線路とし、 この遅延線路により、前記複数のアンテナ部からそれぞれ送信される各レーダ信号の送信時間に時間差を設け、 この送信時間の時間差に基づいて、前記複数のアンテナからそれぞれ送信される各レーダ信号の相互干渉を回避するために、前記遅延線路の長さを調整すること を特徴とするレーダ装置における相互干渉を回避する方法。
IPC (3件):
G01S 13/87 ,  G01S 13/34 ,  G01S 13/93
FI (3件):
G01S13/87 ,  G01S13/34 ,  G01S13/93 200
Fターム (9件):
5J070AB19 ,  5J070AB24 ,  5J070AC02 ,  5J070AE07 ,  5J070AF01 ,  5J070AH31 ,  5J070AH35 ,  5J070AK06 ,  5J070BD02
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • レーダー装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2006-007749   出願人:富士通テン株式会社
  • 光スイッチ
    公報種別:公表公報   出願番号:特願平8-535474   出願人:ブリティッシュ・テレコミュニケーションズ・パブリック・リミテッド・カンパニー
  • レーダ装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-192235   出願人:富士通テン株式会社
引用文献:
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