特許
J-GLOBAL ID:201703002391819425

原子力発電プラントのサイバーテロセキュリティシミュレータ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 村上 啓吾 ,  大岩 増雄 ,  吉澤 憲治 ,  竹中 岑生
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-089300
公開番号(公開出願番号):特開2017-198836
出願日: 2016年04月27日
公開日(公表日): 2017年11月02日
要約:
【課題】原子力発電プラント設備にサイバーテロ攻撃がなされた場合に、被攻撃設備の特定や要因除去、設備復旧をより万全とするサイバーテロ対応処置技術の向上を可能とするサイバーテロセキュリティシミュレータを提供する。【解決手段】構内ネットワーク20で接続された監視制御システム1とサーバ6とを備え、シナリオ作成モジュール15はパターン編集モジュール16が作成した複数の攻撃パターン31、32を選択取得して攻撃シナリオを作成し、攻撃モジュール18が攻撃シナリオを用いて、仮想環境構築モジュール9によって構築された仮想監視制御システム11を攻撃し、訓練モジュール12は攻撃を認識し、攻撃先の設備の特定、要因除去、設備復旧の一連の処置を行い、その結果がモニタリングモジュール19の画面上に表示される。【選択図】図1
請求項(抜粋):
構内ネットワークを介して接続された監視制御システムとサーバとを備えた原子力発電プラントのサイバーテロセキュリティシミュレータであって、前記監視制御システムには原子力発電プラント運転を模擬するシミュレータが設けられており、前記サーバに設けられた模擬環境構築部の仮想環境構築モジュールは、データ収集モジュールが収集する前記監視制御システムの実データ、あるいは前記シミュレータのデータのいずれかによって仮想環境を構築し、前記仮想環境は、仮想監視制御システムに格納されており、前記サーバに設けられた攻撃シナリオ生成部には、パターン編集モジュールが作成した複数の攻撃パターンが格納されているとともに、シナリオ作成モジュールは、サイバー攻撃部のモニタリングモジュールから発信されるサイバー対応訓練用の攻撃シナリオ作成指令を受信して、前記複数の攻撃パターンを選択取得の上補正を行って攻撃シナリオを作成し、前記サイバー攻撃部の攻撃モジュールは、前記シナリオ作成モジュールから送信される前記攻撃シナリオを用いて前記仮想監視制御システムをサイバー攻撃するものであり、前記サーバに設けられ前記仮想監視制御システムにアクセスする訓練モジュールは、前記サイバー攻撃を認識するとともに、サイバー攻撃先の設備を特定し、攻撃要因を除去、設備の復旧を図る一連の処置を行い、その結果が前記モニタリングモジュールに送信され画面表示される原子力発電プラントのサイバーテロセキュリティシミュレータ。
IPC (3件):
G09B 9/00 ,  G06F 21/55 ,  G06Q 50/06
FI (3件):
G09B9/00 B ,  G06F21/55 ,  G06Q50/06
Fターム (1件):
5L049CC06
引用特許:
審査官引用 (4件)
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引用文献:
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