特許
J-GLOBAL ID:201703002401926608
計算機システム及びキャッシュ制御方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
特許業務法人藤央特許事務所
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-111690
公開番号(公開出願番号):特開2014-232349
特許番号:特許第6066831号
出願日: 2013年05月28日
公開日(公表日): 2014年12月11日
請求項(抜粋):
【請求項1】 アプリケーションが稼働するサーバ、及び、前記アプリケーションが使用するデータを格納するストレージシステムを備える計算機システムであって、
前記サーバは、第1のプロセッサ、第1のメモリ、一時的にデータを格納するサーバキャッシュが設定されるキャッシュデバイス、及び他の装置と接続するための第1のインタフェースを有し、
前記ストレージシステムは、第2のプロセッサ、第2のメモリ、及び他の装置と接続するための第2のインタフェースを含むコントローラ、並びに複数の記憶装置を有し、
前記サーバは、前記サーバを制御するオペレーティングシステムを有し、
前記ストレージシステムは、一時的にデータを格納するストレージキャッシュ、及び前記ストレージシステムを制御するストレージ制御部を有し、
前記オペレーティングシステムは、前記サーバキャッシュを制御するキャッシュドライバを含み、
前記ストレージ制御部は、データが格納されている記憶領域の識別情報及びデータサイズの閾値を含むポリシ情報を保持し、
前記オペレーティングシステムは、前記アプリケーションから前記サーバキャッシュに格納されていない第1のデータの読出要求を受信した場合、前記ストレージシステムに前記第1のデータの読出要求を送信し、
前記ストレージ制御部は、
前記サーバから前記第1のデータの読出要求を受信した場合、前記第1のデータが前記ストレージキャッシュに格納されているか否かを判定し、
前記第1のデータが前記ストレージキャッシュに格納されていないと判定された場合、前記記憶装置から前記第1のデータを読み出して、読み出された前記第1のデータを前記サーバに送信し、
前記第1のデータが前記ストレージキャッシュに格納されていると判定された場合、前記ストレージキャッシュから前記第1のデータを読み出し、
前記第1のデータが格納されている第1の記憶領域の識別情報に基づいて前記ポリシ情報を参照して、前記第1のデータのデータサイズが前記第1の記憶領域に対応するデータサイズの閾値より大きいか否かを判定し、
前記第1のデータのデータサイズが前記第1の記憶領域に対応するデータサイズの閾値より大きいと判定された場合、前記第1のデータ及び前記サーバキャッシュへの前記第1のデータの格納を指示する判定結果を前記サーバに送信し、前記ストレージキャッシュに格納されている前記第1のデータを無効化し、
前記第1のデータのデータサイズが前記第1の記憶領域に対応するデータサイズの閾値以下であると判定された場合、前記第1のデータ及び前記サーバキャッシュへの前記第1のデータの格納を禁止する判定結果を前記サーバに送信し、
前記オペレーティングシステムは、
前記ストレージシステムから前記第1のデータを受信した場合、前記第1のデータとともに受信した前記判定結果に基づいて、前記サーバキャッシュに前記ストレージシステムから受信した前記第1のデータを格納するか否かを判定し、
前記サーバキャッシュに前記ストレージシステムから受信した前記第1のデータを格納すると判定された場合、前記第1のデータを前記アプリケーションに送信し、前記サーバキャッシュに前記ストレージシステムから受信した前記第1のデータを格納し、
前記サーバキャッシュに前記ストレージシステムから受信した前記第1のデータを格納しないと判定された場合、前記第1のデータを前記アプリケーションに送信することを特徴とする計算機システム。
IPC (3件):
G06F 12/00 ( 200 6.01)
, G06F 12/08 ( 201 6.01)
, G06F 3/06 ( 200 6.01)
FI (3件):
G06F 12/00 514 K
, G06F 12/08 557
, G06F 3/06 302 A
引用特許:
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