特許
J-GLOBAL ID:201703002737092853

油分分離装置及び油分分離方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 奈良 泰宏 ,  木暮 隆一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2015-210016
公開番号(公開出願番号):特開2017-079621
出願日: 2015年10月26日
公開日(公表日): 2017年05月18日
要約:
【課題】微細藻類の細胞壁を短時間かつ低エネルギーで破壊して微細藻類に蓄積された油分を分離することができる上、装置の耐久性を向上させることができる油分分離装置及び油分分離方法を提供することを目的とする。【解決手段】本発明の一実施形態の油分分離装置は、水蒸気生成手段と蒸気エジェクタ3とを備える。蒸気エジェクタ3は、微細藻類の懸濁液を吸引する第1開口部10、水蒸気が流入する第2開口部11、懸濁液と水蒸気とが混合される内室12、第1開口部10と内室12とを連通する第1流路13、第2開口部11と内室12とを連通する第2流路14、及び内室12に連通して懸濁液と水蒸気との混合物が流出する第3流路15を有し、水蒸気を第2開口部11から内室12へ噴出させることにより内室12に発生する負圧を利用して第1開口部10から懸濁液を吸引し、懸濁液と水蒸気とを混合させて懸濁液中の微細藻類に蓄積された油分を分離する。【選択図】図2
請求項(抜粋):
微細藻類に蓄積された油分を分離する油分分離装置であって、 水蒸気を生成する水蒸気生成手段と、蒸気エジェクタとを備え、 前記蒸気エジェクタは、前記微細藻類の懸濁液を吸引する第1開口部、前記水蒸気が流入する第2開口部、前記懸濁液と前記水蒸気とが混合される内室、前記第1開口部と前記内室とを連通する第1流路、前記第2開口部と前記内室とを連通する第2流路、及び前記内室に連通して前記懸濁液と前記水蒸気との混合物が流出する第3流路を有し、前記水蒸気を前記第2開口部から前記内室へ噴出させることにより前記内室に発生する負圧を利用して前記第1開口部から前記懸濁液を吸引し、前記懸濁液と前記水蒸気とを混合させて前記懸濁液中の微細藻類に蓄積された油分を分離することを特徴とする油分分離装置。
IPC (3件):
C12M 1/33 ,  C12M 1/42 ,  C12P 7/64
FI (3件):
C12M1/33 ,  C12M1/42 ,  C12P7/64
Fターム (12件):
4B029AA15 ,  4B029AA27 ,  4B029BB04 ,  4B029CC01 ,  4B029GA08 ,  4B029GB08 ,  4B029GB10 ,  4B064AD85 ,  4B064CA08 ,  4B064CE02 ,  4B064CE20 ,  4B064DA16

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