特許
J-GLOBAL ID:201703002758267114

流体動圧軸受装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 城村 邦彦 ,  熊野 剛
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-165007
公開番号(公開出願番号):特開2014-025510
特許番号:特許第6151488号
出願日: 2012年07月25日
公開日(公表日): 2014年02月06日
請求項(抜粋):
【請求項1】 軸受部材と、軸受部材の内周に挿入された軸部材と、軸受部材の内周面または軸部材の外周面のどちらか一方に設けられ、他方との間にラジアル軸受隙間を形成し、傾斜方向を異にする二種類の動圧溝を有するラジアル軸受面とを備え、ラジアル軸受面が軸方向に離間した二カ所に形成され、軸受部材の内周面と軸部材の外周面との間の環状隙間に、二つのラジアル軸受隙間の間に位置し、かつ隙間幅をラジアル軸受隙間よりも大きくした逃げ部を形成し、軸受部材と軸部材とが正逆方向に相対回転可能であり、ラジアル軸受面に、正回転時に潤滑油の動圧作用を生じさせる第1動圧発生部と、逆回転時に潤滑油の動圧作用を生じさせる第2動圧発生部とが設けられ、前記ラジアル軸受隙間のうち、軸受外部側の一端部にて、正回転時に潤滑油が軸受内部側に向けて流れ、逆回転時に潤滑油が軸受外部側に向けて流れる流体動圧軸受装置において、 軸受部材の内周面と軸部材の外周面とで形成される環状隙間のうち、ラジアル軸受隙間の前記一端部に、前記ラジアル軸受面と隣接させ、かつ軸方向位置を異ならせて隙間幅の小さい幅狭部と隙間幅の大きい幅広部とを設け、幅狭部とラジアル軸受隙間との間に幅広部を配置し、逆回転時に、ラジアル軸受隙間の前記一端部にて、前記動圧溝により軸受外部側に押し込まれる潤滑油を、前記幅狭部を形成する凸部の軸受内部側の壁面に衝突させるようにし、 軸受部材を焼結金属で形成すると共に、軸受部材の内周面と軸部材の外周面との間の環状隙間を、各ラジアル軸受隙間および逃げ部を含めて全て潤滑油で満たしたことを特徴とする流体動圧軸受装置。
IPC (2件):
F16C 17/02 ( 200 6.01) ,  F16C 33/10 ( 200 6.01)
FI (2件):
F16C 17/02 A ,  F16C 33/10 A
引用特許:
出願人引用 (5件)
  • 動圧軸受
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2004-172796   出願人:NTN株式会社
  • 特開平1-224517
  • 動圧軸受装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2007-103812   出願人:NTN株式会社
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審査官引用 (6件)
  • 動圧軸受
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2004-172796   出願人:NTN株式会社
  • 特開平1-224517
  • 特開平1-224517
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