特許
J-GLOBAL ID:201703002782392175
焼結鉱の材料配合決定方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (3件):
山広 宗則
, 岩本 牧子
, 松本 文彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-045988
公開番号(公開出願番号):特開2017-160487
出願日: 2016年03月09日
公開日(公表日): 2017年09月14日
要約:
【課題】スケール粉を多量に再利用しつつ焼結鉱の生産性を低下させることのない焼結鉱の材料の配合を簡易かつ正確に決定する方法を提供する。【解決手段】試験段階において得られた、試験予備造粒工程によって形成された第一核11と、試験本造粒工程によって第一核11の周囲に鉄鉱石、副原料等と炭材を付着させて形成される第一被覆部12と、からなるタブレット10Aを、焼結処理して形成される試験片10に関する、融液浸透距離Dが所定長さ以下となる、試験予備造粒工程及び試験本造粒工程における材料の組合せ及び比率を、生産段階における、生産本造粒工程によって第二核の周囲に鉄鉱石、副原料等と炭材を付着させて形成される第二被覆部と、からなる造粒物を焼結処理して形成される焼結鉱に関する、生産予備造粒工程及び生産本造粒工程における材料の組合せ及び比率に採用する。【選択図】図4
請求項(抜粋):
試験段階において得られた、
鉄鋼業で発生するスケール粉に鉄鉱石だけを混合したものに対して、あるいはこれらにバインダーとして造粒促進材を混入したものに対して、水分を加えて高速で撹拌しつつ混練・造粒する試験予備造粒工程によって形成された第一核と、
前記第一核と鉄鉱石、副原料等と炭材をミキサーに装入し、水を添加しながらミキサーを転動させて混合する試験本造粒工程によって前記第一核の周囲に鉄鉱石、副原料等と炭材を付着させて形成される第一被覆部と、からなるタブレットを、焼結処理して形成される試験片に関する、
前記タブレットを焼結処理した際に前記第一核と前記第一被覆部との境界近傍から生じる融液の前記第一核内側への浸透距離が所定長さ以下となる、前記試験予備造粒工程及び前記試験本造粒工程における材料の組合せ及び比率を、
生産段階における、
スケール粉に鉄鉱石だけを混合したものに対して、あるいはこれらに造粒促進材を混入したものに対して、水分を加えて高速で撹拌しつつ混練・造粒する生産予備造粒工程によって形成された第二核と、
前記第二核と鉄鉱石、副原料等と炭材をミキサーに装入し、水を添加しながらミキサーを転動させて混合する生産本造粒工程によって前記第二核の周囲に鉄鉱石、副原料等と炭材を付着させて形成される第二被覆部と、からなる造粒物を焼結処理して形成される焼結鉱に関する、
前記生産予備造粒工程及び前記生産本造粒工程における材料の組合せ及び比率に採用することを特徴とする焼結鉱の材料配合決定方法。
IPC (1件):
FI (2件):
Fターム (9件):
4K001AA10
, 4K001BA02
, 4K001BA15
, 4K001CA33
, 4K001CA39
, 4K001KA02
, 4K001KA06
, 4K001KA07
, 4K001KA13
引用特許:
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