特許
J-GLOBAL ID:201703002828773896

支持構造の補強方法及び接続機構

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 志賀 正武 ,  高橋 詔男 ,  鈴木 三義 ,  村山 靖彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-066675
公開番号(公開出願番号):特開2017-179803
出願日: 2016年03月29日
公開日(公表日): 2017年10月05日
要約:
【課題】支持部の向きを変えることなく被支持部の柱状部材の下端部に疲労き裂が発生するのを抑制する支持構造の補強方法を提供する。【解決手段】支持構造の補強方法は、支持部の上面に被支持部の下面の第二端部を上下方向に接近させる圧縮力を作用させたときに、圧縮力が増加するのにしたがって、柱状部材の下端部に上下方向に作用する圧縮応力が、第一変化率で増加する第一圧縮力範囲R1と、第一圧縮力範囲に対する圧縮力よりも大きい圧縮力に対して第一変化率よりも小さい第二変化率で増加する第二圧縮力範囲R2とがあり、被支持部と支持部とを接続する接続機構による大きさが一定の圧縮力である固定圧縮力Ffと、圧縮力の大きさが繰返し変動しながら柱状部材を圧縮する繰返し圧縮力の最大値Fv2と、の和が、第一圧縮力範囲と第二圧縮力範囲との境界となる圧縮力F2よりも大きくなるように、接続機構による固定圧縮力を調節する。【選択図】図7
請求項(抜粋):
上下方向に沿って延びる柱状部材、及び水平面に沿う下面が形成され前記柱状部材の下端部に取付けられた底板を有する被支持部と、 前記被支持部の前記下面を下方から支持する上面が形成された支持部と、を備え、 前記支持部の前記上面に前記被支持部の前記下面の第一端部が線接触する支持構造を補強する支持構造の補強方法であって、 前記支持部の前記上面に前記被支持部の前記下面の第二端部を上下方向に接近させる圧縮力を作用させたときに、前記圧縮力が増加するのにしたがって、前記柱状部材の下端部に上下方向に作用する圧縮応力が、第一変化率で増加する第一圧縮力範囲と、前記第一圧縮力範囲に対する前記圧縮力よりも大きい前記圧縮力に対して前記第一変化率よりも小さい第二変化率で増加する第二圧縮力範囲とがあり、 前記被支持部と前記支持部とを接続する接続機構による大きさが一定の前記圧縮力である固定圧縮力と、前記圧縮力の大きさが繰返し変動しながら上下方向に前記柱状部材を圧縮する繰返し圧縮力の最大値と、の和が、前記第一圧縮力範囲と前記第二圧縮力範囲との境界となる前記圧縮力よりも大きくなるように、前記接続機構による前記固定圧縮力を調節することを特徴とする支持構造の補強方法。
IPC (2件):
E01D 22/00 ,  E01D 19/04
FI (2件):
E01D22/00 B ,  E01D19/04
Fターム (3件):
2D059AA31 ,  2D059GG40 ,  2D059GG55

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