特許
J-GLOBAL ID:201703002838818812

エレクトロクロミック素子の駆動方法及びエレクトロクロミック素子

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西脇 民雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-087199
公開番号(公開出願番号):特開2016-218437
出願日: 2016年04月25日
公開日(公表日): 2016年12月22日
要約:
【課題】所定の発色レベルでの発色状態を保持することを可能とする。 【解決手段】エレクトロクロミック素子100を、表示基板10と、表示電極11と、エレクトロクロミック層12と、対向基板14と、対向電極13と、電解質15と、スペーサ16と、駆動手段17とを備えて構成する。駆動手段17により表示電極11と対向電極13との間に、所定電圧を印加して発色駆動を行った後、表示電極11及び対向電極13間における開放電圧を測定し、開放電圧が安定する所定期間経過後の開放電圧又は開放電圧の時間変化の絶対値が閾値以下となる開放電圧を近似式を用いて計算する。計算した計算電圧を表示電極11及び対向電極13に印加する。【選択図】図2
請求項(抜粋):
第1の電極と、該第1の電極に対して間隔をおいて対向する第2の電極と、該2つの電極の間に設けられる電解質と、少なくともエレクトロクロミック化合物又はエレクトロクロミック組成物を含み、前記2つの電極のうち少なくとも一方の電極表面に形成されるエレクトロクロミック層とを備えるエレクトロクロミック素子を駆動させるエレクトロクロミック素子の駆動方法であって、 前記第1の電極及び前記第2の電極との間に電圧を印加し、前記エレクトロクロミック層を発色させた後、前記第1の電極及び前記第2の電極間における開放電圧を測定し、前記発色のための電圧の印加からの経過時間をtとし、前記経過時間tで測定された前記開放電圧をVとし、定数をA及びBとしたとき、次式(1) (1)V = A*Ln(t) + B に基づいて、開放電圧が安定する所定期間経過後の開放電圧又は開放電圧の時間変化の絶対値が閾値以下となる開放電圧を計算し、前記第1の電極及び前記第2の電極との間に、前記式(1)に基づいて計算した計算電圧を印加することを特徴とするエレクトロクロミック素子の駆動方法。
IPC (3件):
G02F 1/163 ,  G09G 3/38 ,  G09G 3/20
FI (8件):
G02F1/163 ,  G09G3/38 ,  G09G3/20 623C ,  G09G3/20 623D ,  G09G3/20 642P ,  G09G3/20 642C ,  G09G3/20 670J ,  G09G3/20 670K
Fターム (22件):
2K101AA22 ,  2K101DA01 ,  2K101DB01 ,  2K101DB31 ,  2K101DC03 ,  2K101DC06 ,  2K101DC45 ,  2K101DC52 ,  2K101ED64 ,  2K101EE02 ,  2K101EE05 ,  2K101EG52 ,  2K101EG54 ,  2K101EG56 ,  5C080AA11 ,  5C080CC03 ,  5C080DD03 ,  5C080DD14 ,  5C080DD29 ,  5C080GG01 ,  5C080JJ06 ,  5C080JJ07
引用特許:
審査官引用 (7件)
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