特許
J-GLOBAL ID:201703003312106270

高強度鋼板およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 小谷 悦司 ,  小谷 昌崇 ,  宇佐美 綾
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-182966
公開番号(公開出願番号):特開2017-155327
出願日: 2016年09月20日
公開日(公表日): 2017年09月07日
要約:
【課題】引張強度が980MPa以上の高強度鋼板について、室温での加工性、特に、伸びおよび穴拡げ性に優れ、且つ100〜350°Cの温間で加工するときの成形荷重を低減した高強度鋼板、およびその製造方法を提供する。【解決手段】金属組織は、ポリゴナルフェライト、ベイナイト、焼戻しマルテンサイト、および残留オーステナイトを含み、前記金属組織を走査型電子顕微鏡で観察したときに、金属組織全体に対して、ポリゴナルフェライト:10〜50面積%、ベイナイト:10〜50面積%、焼戻しマルテンサイト:10〜80面積%を満足し、前記金属組織をX線回折法で測定したときに、金属組織全体に対して、残留オーステナイト:5.0体積%以上、炭素濃度が1.0質量%以下の残留オーステナイト:3.5体積%以上、炭素濃度が0.8質量%以下の残留オーステナイト:2.4体積%以下を満足する高強度鋼板。【選択図】図4
請求項(抜粋):
質量%で、 C :0.10〜0.5%、 Si:1.0〜3%、 Mn:1.5〜3%、 P :0%超、0.1%以下、 S :0%超、0.05%以下、 Al:0.005〜1%、および N :0%超、0.01%以下を満足し、 残部が鉄および不可避不純物からなる鋼板であり、 (1)該鋼板の金属組織は、ポリゴナルフェライト、ベイナイト、焼戻しマルテンサイト、および残留オーステナイトを含み、 (2)前記金属組織を走査型電子顕微鏡で観察したときに、金属組織全体に対して、 ポリゴナルフェライト:10〜50面積%、 ベイナイト :10〜50面積%、 焼戻しマルテンサイト:10〜80面積%を満足し、 (3)前記金属組織をX線回折法で測定したときに、金属組織全体に対して、 残留オーステナイト:5.0体積%以上、 炭素濃度が1.0質量%以下の残留オーステナイト:3.5体積%以上、 炭素濃度が0.8質量%以下の残留オーステナイト:2.4体積%以下を満足することを特徴とする高強度鋼板。
IPC (3件):
C22C 38/00 ,  C22C 38/60 ,  C21D 9/46
FI (5件):
C22C38/00 301U ,  C22C38/00 301T ,  C22C38/60 ,  C21D9/46 F ,  C21D9/46 J
Fターム (38件):
4K037EA01 ,  4K037EA02 ,  4K037EA06 ,  4K037EA09 ,  4K037EA11 ,  4K037EA13 ,  4K037EA14 ,  4K037EA15 ,  4K037EA16 ,  4K037EA17 ,  4K037EA18 ,  4K037EA19 ,  4K037EA20 ,  4K037EA23 ,  4K037EA25 ,  4K037EA28 ,  4K037EA31 ,  4K037EA32 ,  4K037EA36 ,  4K037EB05 ,  4K037EB07 ,  4K037EB08 ,  4K037EB09 ,  4K037EB12 ,  4K037FA03 ,  4K037FC04 ,  4K037FD03 ,  4K037FD04 ,  4K037FE02 ,  4K037FG01 ,  4K037FH01 ,  4K037FJ05 ,  4K037FJ06 ,  4K037FK02 ,  4K037FK03 ,  4K037FK06 ,  4K037FM04 ,  4K037GA05
引用特許:
出願人引用 (5件)
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引用文献:
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