特許
J-GLOBAL ID:201703003441327550
仮想計算機システム
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件):
溝井 章司
, 山地 博人
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-048686
公開番号(公開出願番号):特開2014-174863
特許番号:特許第6168799号
出願日: 2013年03月12日
公開日(公表日): 2014年09月22日
請求項(抜粋):
【請求項1】 準仮想化された準仮想化OS(Operating System)と、ハイパーバイザとを備え、
ハードウェア資源として、前記準仮想化OSと前記ハイパーバイザとを実行するCPU(Central Processing Unit)と、記憶装置と、前記CPUの動作クロック周期に基づいてカウンタ値を更新するフリーランカウンタとを備える、
準仮想化方式の仮想計算機システムであって、
前記ハイパーバイザは、前記CPUによって実行されて、
実時間とは時間の進行速度が異なる論理時間での時刻をカウンタ値から算出する際に用いられる、論理時間での基準の時刻を基準時刻として指定し、
前記基準時刻を指定した時点のカウンタ値である基準カウンタ値を特定し、
前記論理時間での時刻をカウンタ値から算出するための係数値を指定し、
前記記憶装置は、
前記基準時刻と、前記基準カウンタ値と、前記係数値とを記憶し、
前記準仮想化OSは、前記CPUによって実行されて、
前記記憶装置から、前記基準時刻と、前記基準カウンタ値と、前記係数値とを読み出し、
前記カウンタから、現在のカウンタ値を読み出し、
前記基準時刻と、前記基準カウンタ値と、前記係数値と、現在のカウンタ値とを用いて、前記論理時間での現在の時刻を算出し、
前記ハイパーバイザは、
前記仮想計算機システムに、前記係数値の変更を要求する変更要求が入力された場合に、
前記記憶装置から、前記基準時刻と、前記基準カウンタ値と、前記係数値とを読み出し、
前記フリーランカウンタから、現在のカウンタ値を読み出し、
現在のカウンタ値から前記基準カウンタ値を減算し、減算値に変更前の係数値を乗算し、乗算値を前記基準時刻に加算し、加算値を新たな基準時刻として指定し、
現在のカウンタ値を新たな基準カウンタ値として指定し、
変更後の係数値を新たな係数値として指定し、
前記記憶装置は、
前記新たな基準時刻と、前記新たな基準カウンタ値と、前記新たな係数値とを記憶し、
前記準仮想化OSは、
前記仮想計算機システムに前記係数値の変更要求が入力された後は、
前記記憶装置から、前記新たな基準時刻と、前記新たな基準カウンタ値と、前記新たな係数値とを読み出し、
前記フリーランカウンタから、現在のカウンタ値を読み出し、
前記新たな基準時刻と、前記新たな基準カウンタ値と、前記新たな係数値と、現在のカウンタ値とを用いて、前記論理時間での現在の時刻を算出することを特徴とする仮想計算機システム。
IPC (3件):
G06F 11/22 ( 200 6.01)
, G06F 9/46 ( 200 6.01)
, G06F 17/50 ( 200 6.01)
FI (3件):
G06F 11/22 673 Z
, G06F 9/46 350
, G06F 17/50 612 A
引用特許: