特許
J-GLOBAL ID:201703003708100690

巻線部品

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 酒井 伸司
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-012016
公開番号(公開出願番号):特開2017-135176
出願日: 2016年01月26日
公開日(公表日): 2017年08月03日
要約:
【課題】一対の巻枠部材の連結状態を確実に維持する巻枠を提供する。【解決手段】コア部材2と巻枠3と巻線4とを備える。巻枠3は、互いに連結可能な第1巻枠部材21および第2巻枠部材22を備える。第2巻枠部材22には、筒状部52a,52bの先端部から第1巻枠部材21に向けて突出するように配設されて第2巻枠部材22の開口部31a,31bの中心軸に対して接離する方向への弾性変形が可能な板状部と中心軸から離反する向きに板状部の先端部に突出形成されて連結状態において第1巻枠部材21に係合する爪部とを備えて連結状態の第1巻枠部材21および第2巻枠部材22の離反を規制する離反規制部5が配設される。離反規制部5は筒状部52a,52bにコア部材2が挿入されたときに板状部とコア部材2とが当接状態および近接状態のいずれかの状態に維持されて中心軸に近接する向きへの板状部の弾性変形が規制されるように構成されている。【選択図】図2
請求項(抜粋):
コア部材と、当該コア部材の近傍に配置された巻枠と、当該巻枠に導体を巻回して形成された巻線とを備えた巻線部品であって、 前記巻枠は、互いに連結可能に構成されると共に、前記コア部材を挿通させる開口部がそれぞれ形成されて連結状態において互いに対向する鍔部をそれぞれ備えた一対の巻枠部材を備え、 前記各巻枠部材のいずれか一方には、前記開口部の縁部に配設されて前記コア部材を挿入可能な筒状部が形成され、 前記一方の巻枠部材には、前記筒状部の先端部から他方の前記巻枠部材に向けて前記鍔部に垂直な向きに突出するように配設されると共に前記開口部の中心軸に対して接離する方向への弾性変形が可能な第1の板状部と当該中心軸から離反する向きに当該第1の板状部の先端部に突出形成されて前記連結状態において当該他方の巻枠部材に係合する第1の爪部とを備えて当該連結状態の前記各巻枠部材の離反を規制する第1の離反規制部が配設され、 前記第1の離反規制部は、前記筒状部に前記コア部材が挿入されたときに前記第1の板状部と当該コア部材とが当接状態および近接状態のいずれかの状態に維持されて前記中心軸に近接する向きへの当該第1の板状部の弾性変形が規制されるように構成されている巻線部品。
IPC (4件):
H01F 5/02 ,  H01F 37/00 ,  H01F 27/32 ,  H01F 27/30
FI (4件):
H01F5/02 H ,  H01F37/00 E ,  H01F27/32 B ,  H01F27/30
Fターム (4件):
5E043FA01 ,  5E043FA04 ,  5E044BA04 ,  5E044BB05
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 低背型インダクタ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2009-053340   出願人:FDK株式会社
  • コイル部品
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-285692   出願人:ティーディーケイ株式会社

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