特許
J-GLOBAL ID:201703003907874190

田んぼダム機能を有する水田用水位調整装置及び田んぼのダム化法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中村 直樹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2015-178041
公開番号(公開出願番号):特開2017-051137
出願日: 2015年09月10日
公開日(公表日): 2017年03月16日
要約:
【課題】畦に設置する水位調整器を利用し、増水した田んぼからの水田水を貯留しつつ少しずつ放出して下流側の水害を防止し、田んぼにダム機能を持たせることができるようにした田んぼダム機構を有する水田用水位調整装置及び水田のダム化法を提供する。【解決手段】水位調整器1は底板に後壁2C及び一対の側壁2Bを立設して平面視で略冂字状に形成し、受圧板3と水位調整板4が挿設してある。アルミニュウム製の田んぼダム機構5のダム板6は水位調整板4より背高で、後壁2Cの排水穴より小径の放水穴が下側に設けてある。ダム板6と両端の支持板7とから平面視で略H字状に形成してある。田んぼダム機構5は水位調整器1の後壁2Cと水位調整板4との間に挿設し、水位調整板4を越流した水田水は貯留槽8に貯留しつつ放水穴から少しずつ放出する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
排水穴を有する後壁及び一対の側壁を底板に平面視で略冂字状に立設してなる桝本体内に高さの可変な水位調整板を設置して水田の水位調整を行う水位調整器において、前記水位調整板より背高に形成し、下部側に前記排水穴より小径の放水穴を設けたダム板を前記桝本体の後壁と水位調整板との間に配設し、該水位調整板を越流する水田水を前記水位調整器内に貯留しつつ前記放水穴から前記排水穴側に少しずつ排出するようにした田んぼダム機構を設けてなる水田用水位調整装置。
IPC (2件):
A01G 25/00 ,  E02B 13/02
FI (2件):
A01G25/00 501A ,  E02B13/02 F
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 水田用貯水量調整装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2010-275782   出願人:藤村ヒューム管株式会社
  • 特許第4817159号
  • 特許第4817159号
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