特許
J-GLOBAL ID:201703003960772692

恒温槽付水晶発振器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 船津 暢宏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-037837
公開番号(公開出願番号):特開2017-157953
出願日: 2016年02月29日
公開日(公表日): 2017年09月07日
要約:
【課題】 位相雑音特性を劣化させることなく、発振器及び温度制御回路の調整を容易且つ高精度に行って、良好な特性の周波数信号を出力することができる恒温槽付水晶発振器を提供する。【解決手段】 低雑音のアナログ水晶発振器及び温度制御回路に加えて、デジタル可変抵抗と制御部とを有するデジタル制御IC20を備え、制御部が、外部から入力されるデジタル制御信号に基づいて、デジタル可変抵抗の抵抗値を調整して、接続端子22から温度制御回路に温度依存特性を補償する電圧を出力することで、温度制御回路の調整を行って、温度制御を安定させる恒温槽付水晶発振器であり、また、更に別のデジタル可変抵抗を備え、制御部がその抵抗値を調整して発振器の発振周波数を調整する電圧を出力する恒温槽付水晶発振器としている。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
恒温槽付水晶発振器であって、 水晶振動子と発振回路とを有する水晶発振器と、 電源電圧が一端に接続して発熱するヒータ抵抗と、 温度に応じた電圧を一端に出力するサーミスタと、 電源電圧が一端に供給され、他端が前記サーミスタの一端に接続する第1の抵抗と、 電源電圧が一端に供給される第2の抵抗と、 前記第2の抵抗の他端に一端が接続し、他端が接地する第3の抵抗と、 前記第1の抵抗の他端と前記サーミスタの一端との間の電圧が、一方の入力端子に入力されると共に、前記第2の抵抗の他端と前記第3の抵抗の一端との間の電圧が、他方の入力端子に入力され、前記一方の入力端子に入力される電圧と前記他方の入力端子に入力される電圧との差分を増幅して制御電圧として出力する差動増幅器と、 前記第1の抵抗に並列に設けられ、一端に電源電圧が供給される感温素子と、 前記感温素子の他端に一端が接続し、他端が接地する第4の抵抗とを有する温度制御回路と、 前記感温素子に並列に接続するデジタル可変抵抗と、外部から入力されるデジタル制御信号に基づいて、前記デジタル可変抵抗の抵抗値を調整する制御部とを有する制御ICとを備えたことを特徴とする恒温槽付水晶発振器。
IPC (1件):
H03B 5/32
FI (1件):
H03B5/32 A
Fターム (14件):
5J079AA03 ,  5J079BA02 ,  5J079CA12 ,  5J079CB02 ,  5J079DA12 ,  5J079DA13 ,  5J079DA22 ,  5J079FA02 ,  5J079FA13 ,  5J079FA14 ,  5J079FA21 ,  5J079FA22 ,  5J079FA24 ,  5J079FB02
引用特許:
出願人引用 (7件)
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審査官引用 (7件)
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