特許
J-GLOBAL ID:201703004063170236

抗生剤徐放器具

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 永井 道彰
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-063474
特許番号:特許第6085704号
出願日: 2016年03月28日
要約:
【要約】 【課題】 外部からアクセス容易な構造で臨機応変に患部の状況に合わせて最適な抗生剤を投与できる構造を実現した、抗生剤徐放器具を提供する。 【解決手段】 骨折箇所の組織に抗生剤を投与する器具である。抗生剤徐放器具100の固定ピン本体110は、軸体111と、軸体111の側面に設けられた側面開口部114と、軸体111の基端部に設けられた基端開口部115と、軸体111の側面開口部114から基端部開口115まで貫く中空部113と、軸体111の先端部の周囲に設けられ骨内に螺入せしめるネジ部112を備え、骨折箇所の創外の骨に刺入して固定せしめる。また、輸液チューブ接続部120は、外部の抗生剤輸液チューブから抗生剤の供給を受け、固定ピン本体110の中空部113を介して側面開口部114から抗生剤を徐放せしめる。 【選択図】 図1
請求項(抜粋):
【請求項1】 骨折箇所の組織に抗生剤を投与する器具であって、 前記骨折箇所の創外の骨の一方の皮質骨から刺入して骨髄を貫通させ骨の他方の皮質骨に到達させて固定せしめる固定ピン本体と、 前記固定ピン本体の軸途中の側面に設けられ、前記骨髄内に位置する側面開口部と、前記固定ピン本体の基端部に設けられた基端開口部と、前記側面開口部から前記基端開口部まで前記固定ピン本体の内部を貫く中空部と、前記固定ピン本体の先端部の周囲に設けられ骨内に螺入せしめるネジ部を備え、 外部から導いた前記抗生剤を徐放する開口を前記軸本体の側面開口部のみとして前記ネジ部には設けないことにより、前記側面開口部からのみ前記骨髄内に徐放せしめる、骨折創外に固定装着する抗生剤徐放器具。
IPC (2件):
A61M 37/00 ( 200 6.01) ,  A61B 17/64 ( 200 6.01)
FI (2件):
A61M 37/00 ,  A61B 17/64
引用特許:
審査官引用 (3件)
引用文献:
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