特許
J-GLOBAL ID:201703004153237020
数値制御装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件):
山本 尚
, 安井 雅俊
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-036516
公開番号(公開出願番号):特開2014-161974
特許番号:特許第6051937号
出願日: 2013年02月27日
公開日(公表日): 2014年09月08日
請求項(抜粋):
【請求項1】 基台に設けたコラムと、前記コラムに昇降可能に設けた主軸ヘッドと、前記主軸ヘッドに回転可能に支持し且つ工具を装着する主軸と、前記コラムに設け、前記主軸ヘッドに近接するフレームと、前記フレームに旋回可能に設け、複数の工具を保持可能な工具マガジンとを備えた工作機械の制御を行うものであって、前記主軸ヘッドを機械原点から前記工具マガジンが旋回可能となるATC原点まで上昇する際に、前記主軸に装着した前記工具を取り外して前記工具マガジンへ受け渡し、前記主軸ヘッドが前記ATC原点に位置するときに前記工具マガジンを旋回して所望の工具を前記主軸と対向するように位置決めし、前記主軸ヘッドを前記ATC原点から前記機械原点まで下降する際に、前記工具マガジンから前記主軸に前記所望の工具を装着する数値制御装置において、
前記コラムに設け、前記主軸ヘッドを昇降可能に支持するヘッド支持機構と、
前記ヘッド支持機構の動作を制御する制御手段と、
前記主軸ヘッドに設け、前記主軸に装着した前記工具を保持する工具保持機構と、
前記主軸ヘッドに設け、前記工具保持機構のアンクランプ部材を押圧することにより前記主軸に装着した前記工具を開放するアンクランプ操作部材と、
前記アンクランプ操作部材に設けたアンクランプカムと、
前記コラムに設け、前記主軸ヘッドを加工位置から前記ATC原点まで上昇する上昇行程と前記ATC原点から前記機械原点まで下降する下降行程において、前記アンクランプカムのカム面に接離することにより前記アンクランプ操作部材を操作するローラと
を備え、
前記制御手段は、
前記上昇行程と前記下降行程の夫々において、
前記主軸ヘッドを第一速度で移動を開始した後で、前記主軸ヘッドの移動速度を、前記第一速度よりも低速である第二速度に切り替える第一制御手段と、
前記第一制御手段が前記移動速度を前記第二速度に切り替えた後で、前記移動速度を前記第二速度よりも高速である第三速度に切り替える第二制御手段と
を備え、
前記第一制御手段は、
前記上昇行程において、前記カム面に前記ローラが接触する位置で、前記第二速度に切り替え、
前記下降行程において、前記工具が前記主軸に装着する位置で、前記第二速度に切り替えることを特徴とする数値制御装置。
IPC (1件):
FI (1件):
引用特許: